◆◇◆『30日で夢をかなえる脳』石浦章一・著(幻冬舎)より◆◇◆
自分を変えたければ、自分の脳を変えることです。
はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。
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②「飽きっぽさ」を解消する方法
三日坊主で終わってしまう理由は、簡単です。
それはわれわれの脳が、かなり飽きっぽい性質を持っているからです。
そこで重要になってくるのが、人間ならではの「精神的なご褒美」の存在です。
われわれ人間は、動物と違って精神的なご褒美も「報酬」として受けとめることができます。
たとえば、母親が子どもを褒めるという行為は、一種の「報酬」として機能します。
褒められた子は伸びる、というのは本当なのです。
これはスポーツ選手や会社員でも同じで、叱られるよりも褒められたほうが伸びるはずです。
飽きっぽい脳をうまくはたらかせようと思うなら、なにかしらの「ご褒美」を用意してあげることが大切であり、それは物質的なご褒美でなく、もっと精神的なご褒美で十分なのです。
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アビットでは、毎週の個別指導の時間に「確認テスト」を行っています。
まず、塾のSTAFFが子どもの宿題を確認します。
先週の授業内容が勉強できているか、ノートやワークを見せてもらいます。
解答を見て考えても難しいところは、ここで質問してください。
もしくは、難しいところは塾のSTAFFがノートを見れば、ある程度わかります。
じっくり教わってください。
ある程度納得していれば、「確認テスト」を試しましょう。
これができれば「わかった」で留まらず・・・。
「できる!」というレベルまで進んでいるということです♪
さて、先日難しい確認テストがありまして・・・。
90点くらいを取った子どもがいたのですね。
内容的にも、本人的にも上出来でした♪
私は喜んで子どもに言いました。
「この確認テストは、絶対お母さんに見せなよ!」
お母さんが、子どもを褒めるチャンスだと思ったんです。
すると子どもは、さしたる喜びもなくこう言いました。
「見せると、間違えた(10点分の)ところで何か言われる」と。
そういうことか~~★
オトナは、どうしても「できないほう」に目が行ってしまいますよね。
9割のできたところを注目しないで・・・。
1割のできないところに注目するのは残念なことです。
オトナでもそうだと思います。
たとえば、お母さんが作った料理が9割美味しかったとします。
でも、お父さんはそこには触れないで・・・。
1割の「お父さんの嫌いな食材」についての文句だけ言われたら★
「いや、それはあなたの好みでしょ!」と言いたくなると思います。
お母さんは、やる気が減少しますよね。
(「お父さん」というのは、一例です。悪役にしてすんません★)
オトナはカンタンに思えても、子どもには難しいことが多いのです。
よい部分を探して、褒めて子どもを伸ばしましょう。
アビットの確認テストは、そのためのツールです☆
・・・次回へ続く。