写真は、081021、中2数学の授業です。
090302&090303は、篠津中の期末テストですね。
この内容は、090214の土曜復習講座で、復習しました。
なかなか難しいところですよね★
ちなみに、昨年度の期末テストには、アビット使用テキストから・・・。
「引き算の証明」の記述問題が出題されています。
写真は「問60」なのですが、「問59」が出題されましたよ。
写真右の「引き算の証明」を見てみましょう。
テキストには、引き算の部分が・・・。
∠ABD=90°-∠BAD
∠CAE=180°-90°-∠BAD
=90°-∠BAD
・・・こんな感じで書かれています。
初めての勉強の場合は、説明がザックリしすぎですね★
それぞれの角度、∠ABDと∠CAEは同じ引き算で表せます。
だから、「∠ABD=∠CAE」と説明できるわけですね。
でも、難しいところはここです。
「90°って、どこのこと? こっちは180°って、どこ?」
ある程度できる人でも、このような質問がありますね。
だから、アビット新白岡校の板書では、以下のように書きます。
△ABDより
∠ABD=180°(△ABDの内角の合計)-90°-∠BAD
=90°-∠BAD
一直線の180°より
∠CAE=180°-90°(△ABCの90°)-∠BAD
=90°-∠BAD
同じ引き算なので、「∠ABD=∠CAE」ということです。
2つの三角形の合同条件は・・・。
「直角三角形の斜辺と1鋭角がそれぞれ等しい」です。
え? まだ難しいって? そうなんです~。
やはり、図を目の前にしてライブで教えてもらわないと★
指差しながら「ここから、コレとコレを引いてるんだよ」と。
ところで、この問題ができると、トクすることがありました。
現中3と集団指導にて、平成18年度入試問題を勉強していたときです。
教科は数学で、大きい「2」の(3)の問題です。
写真と同じような図形ですが、「合同な図形」ではありません。
解説には、三平方の定理で解くように書いてあります。
解説だけだと少し複雑ですが、説明すればわかりやすくなります。
私が「これって、計算が複雑だよね~」と言っていると・・・。
ある中3は、やたらとカンタンな計算にて短時間で解いていました。
私は「すごいな~、そういえば中2の『引き算の証明』か!」と。
この「引き算の証明」をマスターしていると、カンタンでした。
ああ、やっぱり勉強しておくものだなあと。
新中3には、カンタンな解き方で教えたいと思います。
でも、この「足し算と引き算の証明」が身についていないと・・・。
せっかくのカンタンな解き方も、理解できません★
日々、身につけるべきものは身につけて進んでいきましょう☆