写真は、170404、新小6、春期講習の算数の授業です。
春期講習では、普段と違うテキストで復習をすることが多いです。
新小6ですが、小6内容は、小5の1月から勉強して進んでいます。
学校よりも、3ヵ月進行が早いことになります。
だから、正式に小6にはなっていませんが・・・。
春期講習の「復習」は、小6内容となりますね。
これは予習とも言えるので、言い方が難しいのですが★
埼玉県・白岡市、白岡東小の子どもに聞くと・・・。
「塾に行っている人が多い。まだ学校で勉強していない内容のテストをして、その内容ができる人とできない人、2つのコースに分ける」
・・・そんなことを言っていました。
小学生の塾といっても、中学受験塾、進学塾、補習塾、個別指導塾・・・。
これらは、勉強する内容、進度、レベルなどが違うと思います。
塾へ行っているからといって、みんなができるとは限りません。
・・・でも、小学校のときなら、できる子どもが多いのでしょうかね。
学校にて、塾で先取りした内容を勉強すれば、よい復習になります。
1回塾で勉強したとしても、多くの子どもは忘れますからね★
だから、学校で同じ内容が出てきても、授業をよく聞いておくことです。
それが、できる子どもの特徴だとも思います。
「こんなの塾でやったから、聞かなくても大丈夫~」
そんなことを学校で言っていると、せっかくの復習の機会を逃します。
内容は徐々に難しくなっていき、できなくなることもあると思いますよ。
さて、この日は、少し考える面積の問題を勉強しました。
問題「図のように、直角三角形アイウを、頂点ウを中心として矢印の向きに90度回転させました」
①は、辺アイが通った部分(赤い部分)の、まわりの長さ・・・。
これは、わりとカンタンです。
新小6生ができなかったのは、下の面積の問題ですね。
②「辺アイが通った部分(赤い部分)の面積は何㎠ですか」
こちらの少し考えるほうを、一緒に見ていきましょう。
まず、私は質問します。
「これってどう解けばいい? だいたいで言ってみて」
そうすると、子どもが言うのは・・・。
「大きいおうぎ形と三角形を足して、小さいおうぎ形と三角形をひく」
・・・こんな説明が多いです。
今回もそうでした。
でも、もっとカンタンに考えられますよ。
同じ三角形を足してから、同じ三角形を引いていることがわかりますか?
ということは結局、その三角形は、なくなるので・・・。
最初から三角形は考えなくてもいいのです♪
これを説明すると、子どもも・・・。
「大きいおうぎ形から、小さいおうぎ形をひくだけ」とわかります。
かなりカンタンになったところで、式を作りましょう。
私は、「×3.14」の計算を極力したくないので・・・。
計算を工夫する式を立てますよ。
13×13×3.14÷4-5×5×3.14÷4
=169×3.14÷4-25×3.14÷4
=(169-25)×3.14÷4
=144×3.14÷4
=36×3.14
=113.04
答えは、「113.04㎠」です。
「×3.14」の計算は、1回だけで済みましたね。
↑まわりの長さと共に確認してみてくださいね。
少し昔に、埼玉県公立高校入試で出題されていたタイプの問題です。
図形について少し考えて式を立てると、わりとカンタンになるという。
ただ計算するだけでなく、少し考えてから・・・がいいですね。
こんな感じで、小学生の頃から・・・。
高校入試までを意識した勉強ができればと思っています☆
↑面積のほうは、なかなか難しかったですね。
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