ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

『一流の育て方』レポ(7)

2019-05-14 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『一流の育て方』ムーギー・キム/ミセス・パンプキン著(ダイヤモンド社)◆◇◆

ビジネスでも勉強でも、ズバ抜けて活躍できる子を育てる!

はじめは、私が共感した、もしくは紹介したい内容の要約です。
次にアビット新白岡校からの補足となります。

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結果を見つつも、努力を評価してあげる

結果を気にせず、プロセスだけを大事にする勉強。
もしくは、目標のない勉強。
このようなものは、あり得ないのではないか。

節目節目で、それ相応の結果が出ているか。
勉強は、それを確認しながら進めていくものだ。

私は、プロセスがよければ、やがて結果もついてくると考えている。

● テスト直前に集中的に勉強してよい点を取る人
● 普段から努力を継続してコツコツ勉強をしている人

この2人を考えると、そのときどきのテストの点数は劣っていても・・・。
最後には、後者がいい結果を残せるものだ。

プロセスを改善する努力そのものを、ほめてあげること。
これが大切だと思う。
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たとえば、算数や数学の問題があったとします。

ある程度できる子どもは、考え方や式が思い浮かばなくても・・・。
数字を色々当てはめていると解ける場合があります。
解答欄が答えを書くだけのものなら、もちろんそれで正解です。

ただ、場当たり的に偶然答えが出たとしても・・・。
それを再現できないと価値は下がります。

再度同じような問題が出たら、また当てはめるだけだと・・・。
今度は、答えは出ないかもしれませんよね★

近年に必要なのは、「思考力・判断力・表現力」です。

「表現力」を問う問題では、解答者がどのように考えたのか?
そのプロセス(過程)を、わかりやすく人に伝える力が必要になります。

その場合、解答欄は答えだけを書くものではありません。
白い(空白)部分の面積が多くて・・・。
フリーで色々書いていくような解答欄になっています。

だから、人に伝えられるプロセスを・・・。
しっかりと順序立てて書かなければなりません。

単にパターンを練習して、答えだけ出す問題ではありません。
中上位以上の公立高校を狙う子どもは・・・。
このような、プロセスを大事にする勉強が重要な時代になりました。

おそらく、将来の仕事でも使いますよね。

上司、同僚、部下、お客さん・・・。
その人たちに順序立てて説明して、納得してもらうような力のことです。
売上や収入に直結していく気がします。

以上は、算数や数学の問題という話でしたが・・・。
普段の他の教科の勉強も、上の書籍の文の通りです。
結果だけを求めないで、日々のプロセスこそが大切ですよね☆

「結果が欲しければ欲しいほど、そこに至るまでの内容を第一義に考えなくてはならない」
 (野村克也〔のむら・かつや〕 元プロ野球選手、元プロ野球監督)

・・・次回ラスト。

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一流の育て方―――ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる
ミセス・パンプキン,ムーギー・キム
ダイヤモンド社

 

 

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