ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

『12歳までに「絶対学力」を育てる学習法』レポ(6)

2008-06-04 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『12歳までに「絶対学力」を育てる学習法』糸山泰造(草思社)より◆◇◆

どうしてこんなに考える力がないのか?

はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。

---------------------------------------------------------------------
「視考力」という絶対基礎学力

視考力とは、文字や言葉といった記号を引き金にして、視覚イメージの再現・操作・選択をする能力です。
とくに言葉から明確なイメージを再現する練習は、万能力である視考力という絶対基礎学力を育てます。

視考力は全教科で効果を発揮します。
頭のコントロール(思考)も体のコントロール(運動)も、視覚イメージが大きく関与しているからです。

つまり、視考力を活用した教育法を取り入れれば、現行の制度を変えることなく、受験勉強も含めたあらゆる学習に絶大な効果を発揮し、感性豊かな本当の学力である「高度な思考力」を養成できるのです。
---------------------------------------------------------------------

実際に目の前にないことでも、想像力を使って・・・。
あたかも目の前にあるように思うことができる。

そして、その目の前にあるように思えるものを、操作することができる。
さらに、自分や周囲に有益なものをもたらすことができる。

これが「勉強ができる」だけでなく、「頭がいい」ということとします(別の切り口、言い方もあると思いますが・・・)。

これができると、国語の文章読解問題でも効果を発揮すると思います。
文章を読んだだけで、状況がリアルに思い浮かぶ。
あとは、文章を読んで行動や心情を読み取ればいいでしょう。

算数や数学の文章問題にも効果を発揮します。
練習方法は、とにかく絵を描くことだと本書には書いてあります。

文章問題をパッと見ただけで「わかんな~い」と言うような・・・。
考える力のない子どもが多いですよね★

絵を描いたり、線分図を描いたり・・・。
これをすることで、文章問題の状況が視覚的に見えてくるのですね♪
モチロン、文章問題は解きやすくなります。

指導者側が絵を描いてあげるのではなく、子どもが絵を描くようにすること☆
児童期には、この練習が「視考力」を育てるようですね。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『12歳までに「絶対学力」を... | トップ | 新小6国語 詩の表現技法 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

勉強に役立つ書籍」カテゴリの最新記事