2021年度（令和3年度）　埼玉県公立高等学校　入学許可候補者数と欠員補充人員

写真は、210309の新聞記事です。

210309の新聞記事に「3万5731人に春　公立高合格発表」がありました。

210308、埼玉県公立高校入試の合格発表でしたね。
全日制と定時制を合わせて、35731人が合格しました。

一方、62校で欠員補充を実施します。
全日制59校（1458人）、定時制24校（1029人）。
210310から願書を受け付けで、学力検査は210317以降です。

埼玉県教育委員会の公式HPでは・・・。
「令和3年度　埼玉県公立高等学校における入学許可候補者数・欠員補充人員」
・・・が載っていました。

欠員補充人員のある高校は、↓をクリック。
https://www.pref.saitama.lg.jp/f2208/r3nyuushi-jouhou.html

高校によっては、入学許可予定者数を上回って・・・。
入学許可候補者数を出しているところがありますね。

◆ 市立浦和

入学許可予定者数　240人
志願者確定者数　457人
倍率　1.90倍
実受験者数　453人
入学許可候補者数　246人
倍率　1.84倍

なぜ、こんなことが起こるのでしょうか？

私は、よくわかりませんが、推測すると・・・。

● 合格ギリギリの中3生の点数がピッタリ同じだった

・・・ということでしょうか。

点数に少しでも差がついていれば、「入学許可予定者数」通りで・・・。
しっかり、合格と不合格を振り分ける気がします。

もちろん、「本当に僅差なら」ということで・・・。
「入学許可予定者数」よりも、合格者を増やすことがあるのかもしれませんが。

昨年度は、定員割れしているのに不合格者を出すこともありましたが・・・。
今年度の普通科では、確認できませんでした。
私の資料の見方が、甘いかもしれませんが・・・。

ちなみに、2020年度入試の欠員補充は・・・。
全日制39校（780人）。

そして、2021年度入試の欠員補充は、上にあるように・・・。
全日制59校（1458人）。

なんと、2倍近く増加してしまいました★

このような状況で、定員割れで不合格を出すというのは難しいかも。

学力検査が終わったあとの210308、掲載された欠員補充人員では・・・。

● 白岡　31名（入学許可予定者数159名　入学許可候補者数128名）
● 杉戸　24名（入学許可予定者数278名　入学許可候補者数254名）
● 蓮田松韻　79名（入学許可予定者数198名　入学許可候補者数119名）

・・・などがありました。

驚いたのは、偏差値は【SS 53.0】ある、杉戸高校です。
学力下位校というわけではありません。

これほど欠員補充人員を出したのは、初めてだと思いますし・・・。
そもそも近年、定員割れ自体なかったと思います。

現時点では、原因が何かなどは、わかりません。
場所としては、あまりメジャーではないと思いますが・・・。

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