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ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

新小6算数 犬の行動範囲はおうぎ形で

2008-06-07 | 本日の授業

Cimg1157

写真は、080403、新小6算数、春期講習の授業です。

小5のときのやや難しい問題「円の面積」を復習しています。
円ならまだよいのですが、おうぎ形の面積は苦労しますよね★
あと、特殊な形もいくらでもありますからね~。

おうぎ形って、考え方がひとつ増えますよね。
そこが最初、とまどうところだと思います。
たとえば、中心角が120度のおうぎ形の面積を求める場合です。

まず円の面積を求める
「360÷120=3」を計算し、3等分になっていることを確認する
ラストは、「円の面積÷3」をする

つまり、この「中心角&割り算」の考えが加わるんですな~。
やっていることを理解しつつ、何問も練習することですね。
勉強はなんでもそうですが、聞いているだけではできませんよ!

できれば、「ラグビーボール」「ヒトダマ」「おしり」なども・・・。
自由自在に正解を叩き出してほしいです。
あ、上の通称は、おうぎ形の応用問題の名前ですね(←勝手に言っている)。

でも、そんな形の面積や周りの長さを求める問題・・・。
想像つきますし、見たことありますよね?
まったく聞いたことない現小6は、どこかで勉強してみてくださいね。

さて、写真右側の問題を見てください。
「長さ7mのひもでくいにつながれた犬を上から見たものです。犬の動ける範囲はどれだけですか」
この問題、見たことがなければ「なにそれ?」となりますね~★

上から見ると、犬が動いた部分がおうぎ形になるのがわかりますか?
まあ、すべて90度ですから、計算はカンタンかも・・・。
おうぎ形は3種類ですよ~♪

左下の動ける範囲(おうぎ形) 4×4×3.14÷4=12.56
上の動ける範囲(おうぎ形) 7×7×3.14÷4=76.93
右下の動ける範囲(おうぎ形) 2×2×3.14÷4=3.14
ラスト 12.56+76.93+3.14=92.63

というわけで、答えは「92.63㎡」でした~。

問題なのは、アタマのよさではありません。
「まあ、イロイロ考えてやってみよう」という前向きな心です。
言い換えると、行動やチャレンジ魂ですね。

それさえあれば、この問題は解けそうな感じですよ~♪

また、発展の復習をするとき・・・。
今までまったく扱ったことのない、未知の知識は使いません。
今まで身につけたものを、いかに合わせて使っていくか。

それが応用力をつける訓練になります。

だから「基礎が大切だ」と、計算ばかりやっていると・・・。
おそらく、自分の向上はあまりありません。
応用力もつきません。

「これって、どうやったら解けるんだろうな?」
見たことのない問題でも、楽しく考えていきましょう♪
自分の知識をいくつか合わせて、応用力をつけていきましょう☆

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