ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

『「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる法』レポ(3)

2010-01-07 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる法』小林公夫(こばやしきみお)著(PHP新書)より◆◇◆

子どもの人生を肯定する親は子どもを伸ばす。

はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。

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一日一粒のピーナッツを食べ続けられるか?

私は学生たちにこんな話をします。
今日、帰りにコンビニでピーナッツを一袋買って、その日から、全部なくなるまで一日一粒ずつ食べてみなさい。
あなたはその約束が守れますか? と。

私もやってみましたが、お恥ずかしい話、一日30粒食べたり、全く食べない日があるなど、その通りにはできませんでした。

一日一粒のピーナッツを食べ続けること。
これは、簡単そうに見えて、実はとても難しいことなのです。
平凡なことを毎日、平凡にやり続けることが実は非凡なのです。

一挙に頂上、目的地を目指すのではなく、一歩、一歩、踏みしめる感覚で、コツコツと目の前の課題をこなしていくことが大切です。
性急に結果を求めれば、努力は頓挫(とんざ)してしまいます。

私は学生たちに「非凡な亀」になれ、ともよく言います。
決められたことをやり続けることが強靭な「力」を生むからです。
受験においては継続性の有無が合否を分ける分水嶺(ぶんすいれい)なのです。
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たとえば、マラソンを考えてください。
自分の力を把握して、どのくらいのペースで走るのかが大切ですよね。

最初の方でムリをして、ペースを上げて走っているとします。
少しの間はトップグループで気分がよいですよね。

でも、そのペースで走り続けるとどうなるでしょうか? 
ゴールの前で足が痙攣(けいれん)してしまうかもしれません。

自分にとってムリのないペース。
それで走っていたほうが完走できたのに・・・。
そんなことがあるかもしれませんね。

大事なことは一発逆転を狙うことではありません。
日々、決められたことを・・・。
決められたペースで、コツコツこなしていくことです。

勝負は当日よりも、練習している日にあるものです。
気分が乗ったからといって、突然オーバーペースでやることがある人。
気分次第で、今度は全く何もしないことがあるかもしれません★

日々、決められたことをやり続けることができる人。
そういう人が、最後は強いですよね♪
勉強については、それを崩さないでいきましょう。

自分だけでは、勉強の質、量、ペース配分が難しいですよね。

カンタンなものばかり勉強している(計算ドリルとか)
得意な教科、スキな教科だけ勉強している
そもそも、全然勉強しない★

イロイロ考えられます。

塾のよいところは・・・。
1年(年間)単位で、ある一定の「勉強のペース」を作ることですね。
個別に対応できれば、その子どもに合った「勉強のペース」を作れます。

それに加えて、受験学年の夏期講習や冬期講習では・・・。
自分の力以上のことに挑戦してみること。
それは、内容であり量であり時間でもあるでしょう。

まずは、一定のこと(レベルは自分の少し上)をやり続ける。
時には、一定以上のことに挑戦する。

それができれば理想だと思います☆

・・・次回へ続く。

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