ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

中2北辰テスト 数学過去問、難問の勉強のやり方

2018-03-04 | 勉強コラム

写真は、中2北辰テスト、数学過去問、難問の直筆解説プリントです。

180304、埼玉県の中2生は、初の埼玉県高校入試模試でしたね。

埼玉県の中学生が受験する模試は、「北辰会場テスト」です。
中2では1回ですが、中3では8回ありますよ。
今回が、長い闘いの始まりです。

アビット新白岡校では、直前の週が北辰対策週となっています。
昨年度の過去問を解きますよ。

埼玉県高校入試模試は、ほぼ「北辰テスト」独占となっています。

北辰会場テストの公式HPは、↓をクリック。
https://www.hokushin-t.jp/

埼玉県公立高校入試の学力検査に似せて作ってあるのがよいところです。
アレコレ受験しなくても、「これひとつで」と、わかりやすいですね。
でも、独占ということは価格競争がありませんね★

中2北辰テストは、なんとなく偏差値【SS】が高く出るような・・・。
意外に高い【SS】が出ても、「これが実力だ!」と喜び過ぎないように。
「点数をすべて集計して、平均点が【SS 50】」ではないと思います。

数学過去問は私のほうで、かなりの準備をしていますよ。
それは、「難問穴埋めプリント」を自作することです。

第1回(受験生スタート号)過去問の数学で、難しいと思う問題です。

● 大問1(11)② 通過率32.2%
● 大問3(2) 通過率2.0%
● 大問4(2)① 通過率19.0%
● 大問4(2)② 通過率1.6%

この過去問で、5教科の偏差値【SS 70】以上の子どもは3.5%です。
通過率がひとケタのものは、【SS 70】クラスの子どもでも難しいでしょう。
普通の子どもは、できなくてもいいし、こだわることはありません。

【SS 50】の子どもだと、1問できるかもしれません。
【SS 60】の子どもだと、1~2問できることもあるかもしれません。
【SS 70】の子どもだと、2~3問できるかもしれません。

まあ、99%くらいの確率で、100点は取れませんよね★

それでも、数学でよい【SS】を叩き出してほしいのです。
アビット新白岡校としては、数学にイチバン力を入れていますよ。
それは、普段の指導からそうです。

難問を解説するときは、どのようにすると効率がいいでしょうか?

集団指導で一斉に解説・・・だと、レベルに差があって難しいです。
個別指導で一人ひとりに解説・・・だと、時間がかかりすぎます。
ただ解答を渡して終わり・・・だと、子どもは考えない可能性が高まります。

そこで開発したのが、「難問穴埋めプリント」です。

↑これが「難問穴埋めプリント」です。

一度解説を書いて、そのあと主要なところを消していきます。
消したところには、アンダーラインを引きます。
そのアンダーラインに、式、数字、文字を入れていくわけです。

流れがあるので、付きっ切りでなくても子どもが難問を解いていけます。
子どもは教わるだけでなく、自分で考える部分もありますから・・・。
ある程度、「自分で解けた!」という達成感も得られます。

学力に応じて、「難問穴埋めプリント」を解ける量は変わってきます。

【SS 50】の子どもは、1問解ける(=直せる)でしょう。
難問でない問題も間違えているので、それを直すのに時間がかかります。
本当の難問は、「穴埋め」でも手が出ないかなと。

【SS 60】の子どもは、ほぼ全問解けます(=直せます)。
難問でない問題は、だいたいできているので、直しに時間がかかりません。
難問を理解する学力もあります。

【SS 70】の子どもは、全問解けます(=直せます)。
難問でない問題は、ほぼできています。
自分の間違えた難問だけ、プリントで解いていけばいいのです。

「難問穴埋めプリント」は、図はコピー貼り付け、文字は私の手書きです。
かなりの手間と時間を使うのです★
だから、「作るの大変そうだな~」と思って勉強してほしいですね。

180304の本番では、特に数学での高い【SS】、期待しています☆

↑新中1生の描いた、かわいいイラストも応援していますよ。

----------------------------------------------------------------------

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 平成30年度(2018年度)埼玉... | トップ | 中2数学 篠津中、第4回定期... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

勉強コラム」カテゴリの最新記事