ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

中1数学 篠津中、第1回定期テスト対策 「正負の数」の平均

2021-06-07 | 本日の授業

写真は、210602、中1数学の授業です。

埼玉県白岡市・篠津中、第1回定期テストが迫りましたね。
全学年、210610&210611です。
2週間前からテスト範囲に戻って勉強しています。

2020年度は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で・・・。
学校が、3月、4月、5月の約3ヶ月間、休校でした。

結果的には、子どもには、そこまでの休校は必要ありませんでした。
今では、子どもは、新型コロナに強いことがわかっていますよね。
この先、変異ウイルスの状況によっては未知数ですが・・・。

2020年度の定期テスト範囲は、「正負の数」すべてでした。
今回、2021年度の定期テスト範囲も、「正負の数」がすべてです。
あれ? 新型コロナでも、そうでなくても、試験範囲が変わらない・・・。

ただ、2021年度は、定期テストの日程が早いです。
例年(2020年度除く)と比べると、2週間くらい早い気がするのですが。
なので、まだ勉強がそれほど進行していないということか?

教科によっては、やたらとテスト範囲が広いものもありますね。
理科は、「いろいろな生物と、その共通点」すべてで、広いなあと★
数学や英語は、けっこうゆっくりの進行だと思います。

過去問より、「正負の数」を使っての平均の問題を解説しています。

問題「表に、6人の生徒A~Fのそれぞれの身長から160cmを引いた値が示されている。この表をもとに、6人の生徒の身長の平均を求めたところ、161.5cmだった。このとき生徒Fの身長を求めなさい。ただし、表の右端が折れて生徒Fの値が見えなくなっている」

こういう問題の場合、求め方も書かせればいいのになあと思いますが・・・。
この問題は、考え方を記述させる問題ではありません。
答えだけ求めればよい問題です。

求め方は、何種類かあると思いますが・・・。
そのうちのひとつを一緒に見ていきましょう。

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まず、全体のプラス・マイナスでみた平均身長は?

→ 161.5-160=+1.5(cm)

プラス・マイナスからの平均身長の式は? Fの生徒をxcmとする

→ (8-2+5+0+2+x)/6=1.5
        (13+x)/6=1.5
           13+x=9(←両辺に×6をした)
             x=9-13
             x=-4

生徒Fは、自分の身長から160cmを引いたら、-4だということ

ラスト、生徒Fの身長は?

→ □-160=-4
     □=-4+160
     □=156(cm)

答えは、「156cm」です。
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違う求め方でも、ノー問題です。

↑求め方を確認してみましょう。

アビット新白岡校では、210602の時点で・・・。
「1次方程式」が、半分強、終わっています(文章題の半分くらいまで)。
だから、「1次方程式」風に解いてみましたよ、ラクなので♪

さて、中1は中学受験をしていない限り・・・。
勉強については、今までノンビリ過ごしてきましたよね。
でも、中学生になると、そうノンビリできなくなるかなと思います。

なぜなら、定期テストでは自分の「学年順位」が出ますからね。
基本、3教科、5教科などで出て、教科ごとにも出ると思います。
ここで、学年内の自分の位置がハッキリしてしまいます。

そのとき初めて・・・。
「ええ~、小学校のときはできてたのに」
・・・そう思うこともあるかもしれません。

公立の小学校では、「誰もができること」を勉強しているように思えます。
小学生から、できない思いをさせないように、最低限のことを・・・。
それで安心してきた子どもは、自分の学年順位に驚くかもしれませんね。

● 小学生のときから、「学校+α」で勉強してきた子ども
● 小学校の勉強だけをしていたが、実はそれ以上の理解力がある子ども

このあたりが、学年順位では上のほうに行くかと思います。
まあ、何にせよ「今」一生懸命に勉強していることが前提ですが。
たとえば、学校のワークは覚えることや理解を含めて、しっかり勉強するなど。

中1の第1回定期テストは、範囲も狭く、内容も難しくありません。
だから、中学校の3年間の中で、最も平均点が高いことが多いです。
私は、「英語と数学は、平均点が90点だから」と煽っていますよ★(←ネタ気味)

さて、私は、数学ができる子どもには・・・。
「100点狙いの90点台なら、できる人だよ」と言っています。
必ず100点でないとダメなんて言いませんよ、機械じゃないんで。

でも、「90点でいいや~」と言っていると・・・。
おそらく80点台以下になってしまうのでは?

だから、普段からそのくらいの勉強をしていて、成果が出ていれば、ですが・・・。
数学ができる子どもは、まずは、100点狙いがいいとは思います。

ポイントは、できるはずの問題を間違えないことです。
「これ、今見たらカンタンなのに、単なる計算間違えだった~」
こういう間違いが限りなく少ないので、トップクラスになるのです。

中学生になっても・・・。
「これはケアレスミスだから」
・・・などと言って、安心している子どもはいませんか?

その子どもは、単に計算ができないか、計算力が足りないか、計算が雑なのです。
理解できていないのか、練習不足か、意識が低いか。
どちらにしても、広い意味で学力が低いと思います。

計算すら正解できないのなら、トップクラスにはなれないでしょう★

学校の授業でも扱っていない、学校のワークにも出ていない・・・。
そういう難しい問題を、1問入れてくる先生もいます。
私は勝手に、「100点阻止問題」と呼んでいます。

ほとんどの子どもが間違える、そのような問題は気にしないことです。
そこでは、大きな差はつきません(5点とか)。
「あんなの解けっこない」と、いつまでも悔やむ必要はありませんよ。

「自分ができるはずの問題を必ず取る」ことをしてほしいと思います☆

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コメント
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