◆◇◆『「あれこれ考えて動けない」をやめる9つの法則』和田秀樹〔わだ・ひでき〕著(大和出版)より◆◇◆
まじめで慎重である人ほど、考えすぎて損している!
はじめは、私が共感した、もしくは紹介したい内容の要約です。
次にアビット新白岡校からの補足となります。
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⑤「成功した理由は何か?」を考える
うまくいくのには、必ず理由がある。
「成功するのは、その人に才能があるから」と考えると、動けなくなる。
うまくいくのには、成功の法則がある。
成功した人をうらやんでいるだけでは、自分は変わらない。
成功したいのなら、なぜ勝てたのかを考えて、それを実践していくこと。
才能や資質は、なくて当たり前だ。
普通の成功は、才能ではなく、成功の方法を知り、それを実践すること。
それに気付くことが重要だ。
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130924、テレビドラマ『神様のベレー帽~手塚治虫のブラック・ジャック創作秘話~』を見ました。
『神様のベレー帽』公式HPは、↓をクリック。
http://www.ktv.jp/beret/index.html
手塚先生役は、SMAPの草剛でした。
なかなか雰囲気が出ていたと思いましたね。
私、手塚先生のマンガは、いくつか読んでいます。
マンガで印象深いのは、『三つ目がとおる』です。
アニメで印象深いのは、『ブラック・ジャック』(2004年~)です。
ドラマの内容を少し見てみましょう。
手塚先生は、他の漫画家の5倍描くのが速いのですが・・・。
他の漫画家の10倍仕事を引き受けてしまうようです。
そのせいで、いつも〆切に追われています。
そんなとき、さらにアニメの仕事も始めてしまいます。
余計に仕事が進まなくなってしまいました。
スタッフのひとりが、怒りをぶちまけます。
「僕にはもう耐えられません。僕は先生みたいな天才とは違うんです。普通の人間なんです」
手塚先生は、冷静に言います。
「大丈夫、僕にできるんだから、あなたにだってできます」
私は、このセリフが強く印象に残りました。
私も以前、仕事にて、こんなことを言われたことがあったので・・・★
手塚先生に人よりあったのは・・・。
● 漫画やアニメが好きな気持ち
● 妥協しないでよいものを作ろうとする気持ち
● 決してあきらめない気持ちで
「その気持ちを持てるのも、生まれながらにしての才能だろ」ととるか。
「才能というよりも、強い気持ちを行動につなげていって培った力だね」ととるか。
真実はわかりません。
でも、このドラマの手塚先生を見ると、後者だと感じました。
私もそうですが、「才能」などに逃げないで・・・。
上を見ながら、やれることを続けていきたいと思います☆
「私に天才的な能力はありません。もしあるとしたら努力する能力が天才的にあったのかもしれません」
(イチロー プロ野球選手)
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「あれこれ考えて動けない」をやめる9つの習慣 (だいわ文庫) |
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