130924、テレビドラマ『神様のベレー帽~手塚治虫のブラック・ジャック創作秘話~』を見ました。
『神様のベレー帽』公式HPは、↓をクリック。
http://www.ktv.jp/beret/index.html
手塚先生は、漫画の「神様」と言われるくらいの人です。
仕事のスピードが速いのに、絵もキレイだと☆
私は、そのように認識しています。
藤子不二雄A先生の『まんが道』で刷り込まれました。
ドラマでも、そんな話が出てきましたね。
手塚先生は、他の漫画家の5倍描くのが速いのですが・・・。
他の漫画家の10倍仕事を引き受けてしまうようです★
そのせいで、いつも〆切に追われています。
そんなとき、さらにアニメの仕事も始めてしまいます。
余計に仕事が進まなくなってしまいました★
アニメの制作は、漫画以上に厳しい感じでした。
場所は、手塚先生の仕事場です。
追い込まれた、アニメ制作スタッフのひとり・・・。
水島裕樹〔浅利陽介〕が、怒りをぶちまけます。
そこには、手塚先生担当の、小田町咲良〔大島優子〕もいました。
少し、状況を見てみましょう。
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水島:僕は、先生みたいな天才とは違うんです。
普通の人間なんです。
才能のない僕らには、こんな状況ムリなんですよ!
人間どこかで妥協しなきゃいけないんです。
あきらめが肝心ってときもあるんです!
小田町:簡単にあきらめちゃダメなんだ。
ギリギリまでやんなきゃいけないんだよ、私たちも。
とことんこだわって、時間一杯ギリギリまで闘って、自分の中のホントにホントの限界までやらないと。
そうしないと面白いものなんて作れないし。
それに・・・そうじゃなきゃ気持ちよくないでしょ。
手塚:水島氏、大丈夫。
僕にできるんだから、あなたにだってできます。
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小田町は、別にアニメの作成をしているわけではありません。
編集者なので、基本的に手塚先生の原稿を待っているだけです。
だから、「正論だけど、そんなこと言うかな~」と思うのですが。
水島は、精一杯頑張っています。
サボりたいとか、ラクしたいということはないのです。
ドラマとして見ていても、ホントに辛そうでした。
その上で、手塚先生のこだわりがあるので・・・。
書き直しがあるなどで、なかなか仕事が先に進まないのです。
だから、ついに爆発してしまった感じです。
最後の手塚先生の言葉が、最も心に残ったところではあります。
ただ、水島の言葉を聞いて思い出しましたよ。
私も、水島と同じことを言ってしまったことがあったなあと★
・・・次回ラストは、私の思い出を☆
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