コロナ禍で憂鬱な日本、いやアメリカまで痛快な大活躍で、明るい話題を提供してくれた大谷翔平選手、46発、100打点、26盗塁、9勝して今季を終えた。 母校、花巻東高校正面 来シーズン、更なる大活躍を・・
日本でも米国でも、人々はコロナに関して同じ情報を得ているのに、感染したり死亡する人が日本が米国より格段に少ない。なぜか、
読売新聞「地球を読む」に米国の大学の先生が寄稿されている。
理由の一つ、日本人はマスクをきっちりと着けているから、、米国ではマスク着用を求める規則は個人の自由を侵害していると抗議する。
その遠因は何千年にわたる食料生産の違いから来ているという。
約1万年前からはじまる農業、ほとんどの伝統社会は牧畜か農耕の道を歩んだ。牧畜民は良い牧草地を探して個々の判断で移動するが、農耕民は恒久的に田畑のそばにとどまり、好むと好まざるにかかわらず、隣人と絶えず付き合う。
日本の稲作農家は精巧な灌漑システムを作り上げ、田植えや稲刈りの集中する重労働を互いに手伝い、隣人とうまくやれない農家は孤立、追放され、飢える覚悟しなければならない。
稲作への依存、頻繁な自然災害、高い人口密度、限られた資源が要因で日本は強い協調が求められる。「個より公」、「競争より和」が尊ばれる。
現代の日本人のほとんどは稲作の経験はないが文化の遺産は今も生き続けている。
なるほど長い歴史の米つくりシステムがコロナ対策でも役立っていると言う事らしい。
その日の夕方の農協のチラシ、「本年産米は30㎏あたり4550円です。」去年より2千円以上も安い、概算金だから、いくばくかの上積みがあるにしてもこの値段は昭和47年頃、50年も前と同じ・・・・
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