三連休の一年生の孫と連れだって晩秋の鎌倉を訪ねた。
今回の旅行の目的の一つは鶴岡八幡宮ともう一つ、八幡宮の境内源氏池に浮かぶ島の旗上弁財天のお詣りがある。
今から29年前の昭和61年、新たな仕事を志し都内で研修を受けていた。
未知の仕事、技術、資金、人材等々不安を抱いていた頃に休日を利用して紅葉の鶴岡八幡宮をお詣りした。
その後の強風で倒れた樹齢1000年とも言われた大銀杏が見事な「まっ黄色」の紅葉を見せていた頃、自分もこの後 文字どうりの「旗上げ」することを思い「旗上弁財天」に掛けて新しい仕事の成功を祈ってお詣りした。
翌年、地元に帰って新しい仕事、会社を創業 色々の事もあったが素人がやった割にはつまずきも少なく、以来15年余り 名残惜しさを感じながらも初期の目的を達成して会社を閉鎖してその後は家業の農業に戻り現在に至っている。
古希もとっくに過ぎた今、こうして孫との御礼参り旅行出来るのも鶴岡八幡宮様と旗上弁財天様の御加護と感謝している。
御礼参りを済ませて鎌倉の旅は始まった。
そんな想いも知らずに孫は源氏池の鯉にエサをやっている。
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