岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

「蝶々」

2006-05-05 21:30:18 | 田舎暮らし

Cimg1135 いつもの年より遅れた今年の春の到来、ようやく”蝶々 々・・・菜の花にとまれ”の季節になった。が・・我が家の、いつもは心優しい妻は蝶々を見かけると豹変する。獲物をもって蝶々を追っかけまわして、ついには捕まえて踏み潰して笑顔で満足する。

 腹いっぱい食べたいと思う歴史が延々続いたあと、次には美味しいものが食べたい。それにも満足して、次にはより美味しくて、より安全な食べ物を・・・・・米、野菜を作る農家は消費者の期待に沿うように農薬はもちろん、肥料にも気を使う。何せ現代の科学はプールに注した目薬でも検出できるとか。指定された肥料、農薬を細かく記帳して反則はしていないと言う記録が欠かせない。晩酌の後の記帳作業が日課である。

 暖かい日差しを浴びて飛んでくる蝶々は心が和む。が・・蝶々はその後野菜に卵を産み付けやがてその卵は幼虫となり野菜の葉を食い荒らす。規制された農薬は使えない。食害されて穴だらけになった野菜は売れない。

 かくて、心優しい妻も心を鬼にして蝶々退治にやっきとなる。蝶々を退治して農薬を使わなかった野菜は新鮮で美味しい味に安心、安全を添えて近くの産直へ出荷、消費者の皆さんのもとへ・・・・・・

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