初夏、6月ころ「むしまつり」に農家に渡された「昆虫除祈祷大祓」
鎮守の神様が田んぼの稲を虫から守ってくれる。
風雨にさらされながら田んぼの稲がみのるまでの間、虫から稲を守り、まもなく役目を終える。
昔々、農薬のない時代、ようやく実ったお米を、虫の大発生でほとんど収獲のなかったとの記録もある。
虫から稲を守るために鎮守様に祈り「むしまつり」となり「昆虫除祈祷大祓」となったことだろう。
今はいい。
田植前に稲の苗の上から農薬をパラパラと、ふりかけるだけでお米がみのるまでの間、ほとんどの病虫害を防いでくれる。
ただ「昆虫除祈祷祈祷大祓」は面積に関係なく凡そ500円くらいの寸志で済むのに比べ効き目のいい農薬はどっきるするほど高い。
虫にも病気にも、夏の暑さににも、負けずに育ち過ぎたのか、あるいは日商不足で、ひ弱に育ったのか我が家の田んぼの稲は
無残にも
「おっきゃった(倒伏、倒れるという意味の方言)」
「おっきゃった」は「倒れた」というより実感がある。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます