岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

『もったいない』

2006-01-12 14:18:59 | 日記・エッセイ・コラム

Cimg0377 写真 棚田の畦草を燃やす

 孫は遠くの都会に住んでいる。3才と5才の男の子で年に1~2回は泊まりに来て2週間ほど滞在する。この時こそ頑固爺の出番と近くの里山に連れ出したり、畑や田んぼ、トラクターやコンバインにも乗せる。 ザリガニ取りには熱中する。子供は泥んこや野良の仕事が大好きだ。

 危険は承知で畦草焼きに連れ出しトーチランプで火をつけて回る。焚き火さえ経験の無い孫たちは大喜び 危険の中で安全の確保を学び取って欲しいと思う。2人の孫は真剣そのもので汗を流しながら手伝ってくれる。

 一通りの作業を終えて小屋で休憩をする。おやつは持たずにおにぎりと冷たい水だけ 動き回った後はお腹が空いている。「おにぎり、美味しいね」うれしい一言

 何気なくくずかごをかき回した孫が「じいちゃん もったいないよ」

 うかつにも古くなった灰皿を捨てようとくずかごに入れておいたのを発見された。「まだ使えるよ」追い討ちをかけられた。「ごめん、ごめん間違って入ったんだね」言い訳しきり。

 この気持ち忘れないで持ち続けて欲しい。おさない孫に学んだ一日でした。

           ・・・・・孫に学ぶ・・・・・

コメント
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