岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

『米 60俵』

2006-01-20 13:27:26 | 日記・エッセイ・コラム

Cimg0139  田植が終わって、植えられた幼い苗が自力で根を張り出して日ごとに逞しくなる。美しさと感動を与えられる時期である。

 『米100俵』は その昔、飢餓に苦しむ現在の新潟県長岡市に救援米100俵が届けられた。その米を食料として分けることなく将来の人づくりに役立てたと言うエピソードは小泉さんが総理になられたときの演説にもあったと記憶している。 

、、、、が『米100俵』にあらず『米60俵』である。

 小学校5,6年の頃、遊びに行った友達の家で米俵が60俵 いや50俵だったかも知れない それはドーンと居座り明るく輝いていたように子供心に思った。「米は財力」の当時、幼心に誓った??・・・ような気がした。

 「よし、俺は米をいっぱい作ってやる」

 目標の100俵は超えて200俵も超えた。それでは一日一俵、年間365俵を、 簡単に越えた。そして今、1000俵にも届かんところに居る。

 心に誓って50年、20倍もの生産、出荷をしているがあの、子供の頃 目の当たりにした輝きは無い。何しろ大量の米が余ってるそうだ。

 ICチップは産業の米とか言われた時代がある。この先、もしお米が足りない時代が到来したらいつかICチップを「電気釜」で炊いて食べるんだろうか。まずいと思うが・・・・・

コメント
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