かつて10年ほど過ごした東京新宿・戸山町...。戸山ハイツという巨大な団地がありますが、現在その多くが高齢者・単身世帯になってるとか...。同様に、多摩ニュータウン、高島平なども...。同年代が一気に移り住み、自らが若く、周囲に子供たちも沢山、賑やかで楽しい生活だったであろうと思いますが、気が付くと...。皆さん口を揃えます...。一気に入居を始めた昭和30~40年代(1周目)、2周目の平成に入り、人がいなくなる...。設備は老朽化する。写真は過日、銚子某所の風景。この風景にある人は郷愁を覚え、ある人は癒しを、またある人は田舎だろ嫌だね、さらには、何も感じません...まで。何気ない日常も、時を刻み変化する...。風景が変わるのか、人の心が変わるのか定かでありませんが、どうやらグランドを1周回って、2周目に入るに当たり、このままではマズいぞ....。という感覚になっていることは事実のようです。資源も、後継者も、地域のあらゆる問題が....。かつての少年が、青年、壮年になっていくように、一つ所に留まるものは一つもなく...。雑誌の記事によると、今までは大規模化、集中化...。短期的には利益を生み出すけれど、長期的に見ると結局高くつく...。これからは小規模、分散化で、さらに複合的、そして地域循環...。難しい言葉も並んでおりましたが、要するに、この状況下、あんたどうすんのよ....。組織や行政批判など愚の骨頂、問われているのは、“あなた”であり”私”は、どうするのか?という事であります。