ちょっと前、東京の農業団体本所の方々から、戦後復興は田舎出身の根性ある次男、三男が成し遂げたんだ...と。田舎は長男が継ぐもの。田畑もらえない次男、三男は出て行け...。こういう会話、周囲でもごく普通に聞こえて来る会話..。折しも、ある統計にて、2015年問題なる警鐘が。要するに田畑もらえなかった次男、三男は高度成長のど真ん中で生き、骨身を削って働いた代償として、2階建て、3階建ての年金を得て悠々自適に...。問題は田畑もらって田舎に残った方...。資産を継承する代わりに家や地域活動、地場産業を支えてきたこの年代、特に昭和一桁生まれのようですが、2015年に殆ど80代を越える...。しかも一気に...。その子、孫の多くは田舎を出て、家、田畑どころか地域が維持できない...。2040年には人口5000人未満の自治体が急増し、全自治体の20%以上を占めるようになり、居住者のいなくなってしまう無人化地域は、特に北海道で50%超という予測が出ておりまして....。で、イナカノミクスだと某経済誌に特集がありました。続きは次回に。