生活困窮者のための療養施設で資金確保のために始めたワイン醸造のためにワインの産地としての知名度が高いのがフランスのボーヌでした。ワインにも、いろいろな種類があり、極限まで木に残し寒さで氷結した糖度の高いぶどうを使いデザート用に醸造したものがアイスワインです。このアイスワインの最大の生産地の一つがカナダのオンタリオ州で、その州都のトロントは、流通の中心地です。今回は、北米でNY、LAXそしてシカゴに次ぐ4番目の巨大都市であるトロントを紹介します。
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トロントはカナダ東部、五大湖の一つ、オンタリオ湖の北西岸に位置していて、南に直線距離で40kmほどの所にナイアガラ瀑布があります。市内の移動は地下鉄が速くて便利ですが、北米では珍しい路面電車が走っています。赤と白とに塗り分けられたレトロな車両は、大都市にあってちょっとなごむ風景です。カナダ鉄道のユニオン駅は、市街地の南端のオンタリオ湖に近い所にあって、鉄道華やかりし頃の威容を残して建っています。駅の西には、2007年まで世界一の高さを誇ったCNタワーの三角形の支柱がそびえていますが、筆者が訪問した時には転記が悪くて頂上付近は雲の中で、さすがに高い!と感嘆?しました。
大都市のトロントのすべてを紹介するのはとても無理なので、筆者が訪問した、カーサ・ローマと博物館とを紹介します。
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カーサ・ローマは、地下鉄のDupont駅で下車をして、大学の構内のような所を北へ通り抜けた小高い丘の上にあります。ナイアガラの発電でも設けた資産家が建てた邸宅で、現在は市の所有になっています。外観は、ヨーロッパで見るお城のようで、あちこちのお城のいいとこ取りを下のではないかとも思えますが、なかなか綺麗です。中に入ると天井の高いメインロビーで、入場料を払い、日本語にも対応のオーディオガイドを貸してくれます。天井までぎっしりと本が並んだ図書室も圧巻でしたが、内部の調度や地下室などお金をかけているな~といった感じです。連続アーチ窓が並ぶサンルームも洒落ていますし、窓から見るトロントの風景もいいのですが、雨で霞んでいました。これだけ贅沢に作ったために、資金が枯渇して手放す羽目になったと言われています。
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ロイヤルオンタリオ博物館は、カーサ・ローマの手前の博物館駅で地下鉄を降りてすぐの所です。100m四方ほどの比較的小ぶりな博物館ですが、ステンドグラスや壁面のモザイクなど、博物館の建物も見ごたえがあります。1912年の開館と歴史は新しいのですが、北米では5番目に大きな博物館です。カナダの歴史などの展示に加えて、オリエントや東アジアのコレクションも多く、仏像(日本のものかどうか覚えていません)や陶磁器の展示も豊富でした。
CNタワーも東京のスカイトゥリーも本来は電波塔で、眺めが良いことから観光目的にも使われています。テレビの送信アンテナを高くすれば、それだけ遠くまで電波を飛ばせられるのですが、意外に知られていないのがその足元です。「灯台元暗し」と同じ現象で、水平方向に飛ばされる電波は、塔の足元では受かりにくいのです。逆に、携帯電話では高いビルの上で受かりにくいという現象が起こります。携帯の基地局は、数多くあるため、近くの基地局との間で、電波が干渉しないようにする必要があります。このため、携帯の電波は、やや下向けに発射されることが多く、高いビルでは受かりにくくなってしまいます。ただ最近は、高層ビルに中継用のアンテナが設置されて、この現象も起こりにくくなったようですが、携帯中毒の人にとって、高層ビルは恐怖の場所かもしれません。
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トロントはカナダ東部、五大湖の一つ、オンタリオ湖の北西岸に位置していて、南に直線距離で40kmほどの所にナイアガラ瀑布があります。市内の移動は地下鉄が速くて便利ですが、北米では珍しい路面電車が走っています。赤と白とに塗り分けられたレトロな車両は、大都市にあってちょっとなごむ風景です。カナダ鉄道のユニオン駅は、市街地の南端のオンタリオ湖に近い所にあって、鉄道華やかりし頃の威容を残して建っています。駅の西には、2007年まで世界一の高さを誇ったCNタワーの三角形の支柱がそびえていますが、筆者が訪問した時には転記が悪くて頂上付近は雲の中で、さすがに高い!と感嘆?しました。
大都市のトロントのすべてを紹介するのはとても無理なので、筆者が訪問した、カーサ・ローマと博物館とを紹介します。
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カーサ・ローマは、地下鉄のDupont駅で下車をして、大学の構内のような所を北へ通り抜けた小高い丘の上にあります。ナイアガラの発電でも設けた資産家が建てた邸宅で、現在は市の所有になっています。外観は、ヨーロッパで見るお城のようで、あちこちのお城のいいとこ取りを下のではないかとも思えますが、なかなか綺麗です。中に入ると天井の高いメインロビーで、入場料を払い、日本語にも対応のオーディオガイドを貸してくれます。天井までぎっしりと本が並んだ図書室も圧巻でしたが、内部の調度や地下室などお金をかけているな~といった感じです。連続アーチ窓が並ぶサンルームも洒落ていますし、窓から見るトロントの風景もいいのですが、雨で霞んでいました。これだけ贅沢に作ったために、資金が枯渇して手放す羽目になったと言われています。
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CNタワーも東京のスカイトゥリーも本来は電波塔で、眺めが良いことから観光目的にも使われています。テレビの送信アンテナを高くすれば、それだけ遠くまで電波を飛ばせられるのですが、意外に知られていないのがその足元です。「灯台元暗し」と同じ現象で、水平方向に飛ばされる電波は、塔の足元では受かりにくいのです。逆に、携帯電話では高いビルの上で受かりにくいという現象が起こります。携帯の基地局は、数多くあるため、近くの基地局との間で、電波が干渉しないようにする必要があります。このため、携帯の電波は、やや下向けに発射されることが多く、高いビルでは受かりにくくなってしまいます。ただ最近は、高層ビルに中継用のアンテナが設置されて、この現象も起こりにくくなったようですが、携帯中毒の人にとって、高層ビルは恐怖の場所かもしれません。