前回は、ローマ歴史地区のうちフェロロマーノ周辺を紹介しました。今回は、ローマ市内のその他の場所で筆者が訪問した場所を紹介します。前回同様bに25年ほども前のアナログ写真なので、かなり退色してしまっています。紹介は、「ローマの休日」風になってしまうかもしれません。
先日の報道で、日伊国交150年を記念してコロッセオのライトアップが行われたようです。東京タワーのライトアップも手がけた石井幹子さんがデザインされたそうですが、3日間などとは言わず、ず~っとやっていて欲しかったですね。コロッセオの外壁に投影されるプロジェクション・マッピングが中心だったようです。東京駅、大阪の公会堂、京都国立博物館など古い建物の外壁を利用したプロジェクション・マッピングは、このところの流行なのでしょうか。コロッセオは外壁だけを見ていると、現代建築を見るようで古さを感じませんが、中に入ると痛みが激しく、まさに遺跡そのものです。大規模な円形闘技場では、もっとも内部の痛みの激しいもののひとつのような感じもします。フランスのアルルやニーム、それにチュニジアのカルタゴやエルジェムなど、もっと保存性が良いように思います。保存性が良いと思っている遺跡は、後世に現役として使うために補修されたからかもしれませんが。筆者の訪問の頃には、そばをレトロな路面電車が走っていましたが、もう残っていないかもしれません。
カラカラ浴場は、コロッセオの南にあって、こちらも大きな石の塊です。ローマ人はお風呂が好きだと見えて、チュニジアの遺跡でも浴場跡があり、日本の風炉文化と通じるところがあるのでしょうか。これらの浴場は、蒸し風呂だったようで、これも江戸時代の日本の浮世風呂と共通だったようですが、当初は混浴だった日本と比べ、ローマでは男性と女性が時間を分けて入浴したようです。ローマの浴場は、日本に比べて、浴室内の空間が随分と広かったようで、この中で、大勢が集まって、いろんな議論をしたのでしょうか。
ローマといえばトレビの泉なのですが、筆者が訪問の時には掃除のためでしょうか、水が無くってコインも投げ入れられない状態で、写真も撮らずでした。また、市内のあちこちで写真を撮っているのですが、記憶が薄れて、何処なのかはっきりしません。時間がたって景色が変わっているかもしれませんが、訪問された方は、お分かりになるかもしれません。
そして、ローマの休日では重要なシーンで、これをもじった占いマシンも見受ける真実の口ですが、訪問した時には、観光客の姿も見えず、道路に面したそっけない場所にありました。最初は、これって本物?と疑ったくらいみすぼらしいのです。おそらく、現在では様子は変わっているのでしょうね。グレゴリー・ペックに見習って手を突っ込んでみましたが、指先はそのままで無事でした。
2度目のローマ訪問は、クロアチアを訪問する時に宿泊だけで立ち寄りました。ところが、ローマって宿泊料が高かったんですね~観光で成り立ってる国なので、金を取れる観光客から取ってやろう!との感覚でしょうか。治安も良くなく、列車で危うくスーツケースごと盗まれそうになりました。これで、観光立国と言えるのでしょうか。こんな国なのですが、工業分野では、世界最先端の技術は見かけないのですが、そのデザインはすばらしく、かつて通信会社がデザインの優れた電話機を輸入したことを覚えています。ジウジアーロは、世界の名だたる自動車のデザインを始め、ニコンンの一眼レフのデザインでも有名です。どこかの国の有名な列車は、ヨーロッパのどこかで見たことあるよ・・というデザインが多いのですが、ジウジアーローのものはオリジナリティがあるように思います。
先日の報道で、日伊国交150年を記念してコロッセオのライトアップが行われたようです。東京タワーのライトアップも手がけた石井幹子さんがデザインされたそうですが、3日間などとは言わず、ず~っとやっていて欲しかったですね。コロッセオの外壁に投影されるプロジェクション・マッピングが中心だったようです。東京駅、大阪の公会堂、京都国立博物館など古い建物の外壁を利用したプロジェクション・マッピングは、このところの流行なのでしょうか。コロッセオは外壁だけを見ていると、現代建築を見るようで古さを感じませんが、中に入ると痛みが激しく、まさに遺跡そのものです。大規模な円形闘技場では、もっとも内部の痛みの激しいもののひとつのような感じもします。フランスのアルルやニーム、それにチュニジアのカルタゴやエルジェムなど、もっと保存性が良いように思います。保存性が良いと思っている遺跡は、後世に現役として使うために補修されたからかもしれませんが。筆者の訪問の頃には、そばをレトロな路面電車が走っていましたが、もう残っていないかもしれません。
カラカラ浴場は、コロッセオの南にあって、こちらも大きな石の塊です。ローマ人はお風呂が好きだと見えて、チュニジアの遺跡でも浴場跡があり、日本の風炉文化と通じるところがあるのでしょうか。これらの浴場は、蒸し風呂だったようで、これも江戸時代の日本の浮世風呂と共通だったようですが、当初は混浴だった日本と比べ、ローマでは男性と女性が時間を分けて入浴したようです。ローマの浴場は、日本に比べて、浴室内の空間が随分と広かったようで、この中で、大勢が集まって、いろんな議論をしたのでしょうか。
ローマといえばトレビの泉なのですが、筆者が訪問の時には掃除のためでしょうか、水が無くってコインも投げ入れられない状態で、写真も撮らずでした。また、市内のあちこちで写真を撮っているのですが、記憶が薄れて、何処なのかはっきりしません。時間がたって景色が変わっているかもしれませんが、訪問された方は、お分かりになるかもしれません。
そして、ローマの休日では重要なシーンで、これをもじった占いマシンも見受ける真実の口ですが、訪問した時には、観光客の姿も見えず、道路に面したそっけない場所にありました。最初は、これって本物?と疑ったくらいみすぼらしいのです。おそらく、現在では様子は変わっているのでしょうね。グレゴリー・ペックに見習って手を突っ込んでみましたが、指先はそのままで無事でした。
2度目のローマ訪問は、クロアチアを訪問する時に宿泊だけで立ち寄りました。ところが、ローマって宿泊料が高かったんですね~観光で成り立ってる国なので、金を取れる観光客から取ってやろう!との感覚でしょうか。治安も良くなく、列車で危うくスーツケースごと盗まれそうになりました。これで、観光立国と言えるのでしょうか。こんな国なのですが、工業分野では、世界最先端の技術は見かけないのですが、そのデザインはすばらしく、かつて通信会社がデザインの優れた電話機を輸入したことを覚えています。ジウジアーロは、世界の名だたる自動車のデザインを始め、ニコンンの一眼レフのデザインでも有名です。どこかの国の有名な列車は、ヨーロッパのどこかで見たことあるよ・・というデザインが多いのですが、ジウジアーローのものはオリジナリティがあるように思います。