世界遺産と日本/世界の町並み w/IT

世界遺産と日本/世界の個性的な町並みをITを交えた筆致で紹介します。

国が違えば青空市に並ぶものも多彩ですが、やはり果物や野菜など生鮮食料品が多いようです

2024-03-17 08:00:00 | 世界の町並み
 いろいろな夜店が集合して、観光客でごった返すのがシンガポールなどの夜市でした。夜市は、台湾の台北や台南、マレーシアのコタキナバル、ベトナムのカントーなどなど、アジア圏に多く見られるように思います。一方、昼間に露店で店が開かれる青空市場は、アジア圏でも気かけますが、欧米に多いように思います。生鮮食料品は、スーパーで買うのではなく青空市場が流通拠点になっているのではないかとも思いますし、物価の高い国であっても我が国と比べて驚くほど安く売られているようです。今回は、写真に残っている青空市を順不同に紹介します。

 まずは、夜市が多いアジア圏です。アジア圏では、野菜や果物だけでなく肉や海産物なども多く売られているようです。

 
 香港では、半ばさばかれた肉が肉がぶら下がっていたり、豚の頭が転がっているのも見ました。店頭でさばいているのはスッポンのようですが、実物をチェックする中国の人の風習でしょうか。

 
 マカオでも、店頭で作ったり切り分けたりしていました、香港に近いので似ています。

 
 ベトナムは、南部に近いカントーでは夜市も盛んなのですが、どちらかというと観光客向けで、市民の台所は朝市で数多くの店とお客でひしめいていました。メコン川で採れた海産物と南国の果物が目立ちます。

 次にアフリカのチュニジアでの風景です。

 
 首都のチュニスでは、青空市場というより通常の市場に近いのですが、体育館のようなところに露店風に雑然と果物屋野菜が並んでいます。色々な豆が麻袋に入れられて並んでいる店もありました。

 
 南部の砂漠地帯のタタウィンでは、半ば観光客用もあるのでしょうか、砂漠のバラと呼ばれる塩の結晶や、遠くから見ると絵の具のパレットかと思うような香辛料らしきものなどがありました。

 美食にのフランスですが、パリの青空市は多彩な商品で有名で、骨董や古書、映画シャレードのシーンに出てくる切手など。
冬のパリでお目にかかったのは青空ならぬ灰色の空の下の花のお店でした。



 
 
 フランスは芸術の国だけでなく農産物の生産量が大きな国の一つです。南部に行くと、青空市場という集合体でなく移動販売で新鮮な果物が安く手に入ります。プロバンスの有名な朝市では、色とりどりの果物や、野菜などの農産物に混じってフランスパンも売られていましたし、古着らしい服もたくさんぶら下がっていました。

 
 ヨーロッパの南部のクロアチアのスプリトでも農産物と服が売られていました。こちらは、世界遺産の城壁に寄りかかるように店屋が並んでいます。

 
 イベリア半島のポルトがの第二の都市のポルトでは、東洋で見かけるようなシーンにびっくりしました。子犬や鳥が売られている様子です。愛玩用だと思いますが、鳥の一部は食用でしょうか。

 
 ドイツには初夏に行きましたが、マインツで売られていたのはアスパラガスで、この時期の美味を代表する食材で、レストランにも季節のメニューとして並びます。

 
 ドイツのお隣のルクセンブルグでは、香辛野菜が多く並べられ、お隣には花もあったようにも思います。細長く茶色の野菜は玉ねぎのようですが、一見すると水仙の球根?水仙だと毒草のはずです。

 
 北欧のフィンランドの西部にある世界遺産の町のラウマでは、訪れたのが初夏だったせいか青空の下に花でいっぱいでした。もちろん野菜などもたくさんあって、天気が良くって気持ちの良い風景でした。

 日本の野菜や果物は石油の塊だって言われることがあります。季節外れのものを高く売るために、ビニールハウスを作り石油などで暖房をして無理やりに寒い時期に暖かい季節のものを出荷しようとしています。ビニールハウスのビニールは当然に石油製品ですから、暖房の石油と合わせて石油の塊を高い金を出して食べさせられているわけです。イチゴなんぞは、本来の初夏の頃にはあまり見かけず、お正月前後にどっと出回ります。資源のない国で、こんな不自然って、おかしいとは思いませんか。フランスでは、あまりビニールハウスを見かけませんでしたし、他の物価の高さとは逆に、野菜や果物は、どこかの国に比べて驚く安さです、自然に逆らわない栽培だからではないでしょうか。

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