前回はベトナム第3の都市のダナンの中心街を紹介しました。今回の2回目は、市街地の北東方向に突き出たソンチャ半島の付け根あたりにあるリンウン寺周辺を紹介します。


ソンチャ半島はビルの林立するダナン市街地から少し離れて緑が豊かな場所で、半島の先端付近には5星のホテルも建っています。リンウン寺は、そんなソンチャ半島の南側の付け根、ダナンの市街地から続くビーチの延長線上にあります。お寺は、半島の海岸線を走る道路から、少し上った山の麓に建っています。リンウン寺の目玉は高さが67mもある巨大な観音像で、真っ白の虚像は湾を隔てたダナンのビーチからも海の上に見ることができます。日本の仏像の分類カテゴリーからすると聖観音のように見え、なかなか優美な姿をしています。




リンウン寺は観光客も多く押し掛けるようですが、現役のお寺のようで、本堂の裏には道場のようなお堂があって、信者が読経をしながら堂々巡りをしていました。本堂には本尊の前に布袋像があるのは中国の影響のようです。七福神でいなじみの布袋ですが、遠い将来に出現するという弥勒菩薩の生まれ変わりという伝説が中国にあって、多くの信仰を集めているようです。悪評を言う人によると、布袋のモデルとなる僧侶が居て、この人物はホームレスだった乞食坊主に過ぎないといった節もあります。

リンウン寺の本堂の裏には、十二支の像が置かれていますが、このうち猿だけは像のほかに生きている猿が林の中に沢山います。目が合うと危険なので近づきませんでしたが。



リンウン寺から海岸沿いの道を市街地の方に少し歩くとドンディン博物館があります。スマホで現在地を確認しながら歩かないと見落として通り過ぎそうな所です。表道路からわき道を少し上ったところにありますが、リンウン寺の喧騒とは真逆な、ほとんど人の気配の感じられないマイナーな博物館です。木造の古民家が山の斜面に数件経っていて、その中に陶器などが展示されています。取り立てて訪問する博物館でもなさそうですが、森の中でのんびりと深呼吸するのもいいかもしれません。
布袋は弥勒物の生まれ変わりとのことですが、仏典によると弥勒物は釈迦の入滅後56億7千万年後に出現して人々を救うとの記述です。地球上に現在の人類の祖先のホモサピエンスが出現して25~40万年、ホモサピエンスの先祖にあたる人属が現れてからでも200万年ですから、人類の尺度では測る古都はできません。一方、国際的な時刻の標準にはセシュウム発信機を用いた原子時計が使われていて、理論上の誤差は1億年に1秒と言われていますから、弥勒仏の出現を元首時計で予測しても57秒ほどの誤差が出ることになります。その後、ストロンチュウム光格子時計が開発され、こちらは理論上の誤差が300億年に1秒との古都ですからこの時計を使えば0.2秒ほどの誤差に御アsまりそうですが、さて誰が確認するのでしょうか。




ソンチャ半島はビルの林立するダナン市街地から少し離れて緑が豊かな場所で、半島の先端付近には5星のホテルも建っています。リンウン寺は、そんなソンチャ半島の南側の付け根、ダナンの市街地から続くビーチの延長線上にあります。お寺は、半島の海岸線を走る道路から、少し上った山の麓に建っています。リンウン寺の目玉は高さが67mもある巨大な観音像で、真っ白の虚像は湾を隔てたダナンのビーチからも海の上に見ることができます。日本の仏像の分類カテゴリーからすると聖観音のように見え、なかなか優美な姿をしています。








リンウン寺は観光客も多く押し掛けるようですが、現役のお寺のようで、本堂の裏には道場のようなお堂があって、信者が読経をしながら堂々巡りをしていました。本堂には本尊の前に布袋像があるのは中国の影響のようです。七福神でいなじみの布袋ですが、遠い将来に出現するという弥勒菩薩の生まれ変わりという伝説が中国にあって、多くの信仰を集めているようです。悪評を言う人によると、布袋のモデルとなる僧侶が居て、この人物はホームレスだった乞食坊主に過ぎないといった節もあります。


リンウン寺の本堂の裏には、十二支の像が置かれていますが、このうち猿だけは像のほかに生きている猿が林の中に沢山います。目が合うと危険なので近づきませんでしたが。






リンウン寺から海岸沿いの道を市街地の方に少し歩くとドンディン博物館があります。スマホで現在地を確認しながら歩かないと見落として通り過ぎそうな所です。表道路からわき道を少し上ったところにありますが、リンウン寺の喧騒とは真逆な、ほとんど人の気配の感じられないマイナーな博物館です。木造の古民家が山の斜面に数件経っていて、その中に陶器などが展示されています。取り立てて訪問する博物館でもなさそうですが、森の中でのんびりと深呼吸するのもいいかもしれません。
布袋は弥勒物の生まれ変わりとのことですが、仏典によると弥勒物は釈迦の入滅後56億7千万年後に出現して人々を救うとの記述です。地球上に現在の人類の祖先のホモサピエンスが出現して25~40万年、ホモサピエンスの先祖にあたる人属が現れてからでも200万年ですから、人類の尺度では測る古都はできません。一方、国際的な時刻の標準にはセシュウム発信機を用いた原子時計が使われていて、理論上の誤差は1億年に1秒と言われていますから、弥勒仏の出現を元首時計で予測しても57秒ほどの誤差が出ることになります。その後、ストロンチュウム光格子時計が開発され、こちらは理論上の誤差が300億年に1秒との古都ですからこの時計を使えば0.2秒ほどの誤差に御アsまりそうですが、さて誰が確認するのでしょうか。