一週間前、城山公園~北本自然観察公園に行ってきた。どちらの公園でも大きなクモの巣を目にする機会が増えたと思う。トンボを餌にしているところも見かけた。大型のクモの巣の主は『ジョロウグモ』のようだ。
クモは苦手だ。網が自分の頭や手にまとわりつくのは迷惑だし、大きなお腹とかの見た目も好まない。でも、ハエトリグモの仲間はそうでもない。
つまり、捕食行動で大別するところの網を張る造網性のクモは苦手で、網を張らない徘徊性のクモは普通かな。
つまり、捕食行動で大別するところの網を張る造網性のクモは苦手で、網を張らない徘徊性のクモは普通かな。
ただ、造網性のクモよりも、派手な毛虫や大きな芋虫の方が苦手だし、仮にタランチュラサイズのハエトリグモがいたら、逃げ出すかもしれない。
また、隠れ帯(白帯)は不思議だし、蜘蛛の子を散らす様子は面白い。何度かこの日記でも取り上げている。
また、隠れ帯(白帯)は不思議だし、蜘蛛の子を散らす様子は面白い。何度かこの日記でも取り上げている。
さて、そんなクモなのでジョロウグモの造網など通常気にすることはないのだが、北本自然観察公園の南側にある橋から湿地を眺めているとき、橋の欄干からジョロウグモの網を支える糸が伸びており、「手を触れないようにしなくては!」と見るともなく見ると・・・糸が金色に光って見えた。
たぶん糸の色が黄色っぽいので、陽の光があたって金色に見えるのだろう。
ジョロウグモの糸って、いつもこうなのか?・・・カチャッてみると、
・放射状に広がる縦糸は白く、円状になる横糸が黄色くなる
・発色の良い網は、おおよそ1割くらい
・若い個体の糸は透明度が高く、成長するにしたがって黄色が濃くなる
・酸化による化学構造の変化によって色が変わる
・夏は張替頻度が高く酸化が進む前に新しくなる。寒くなってくると張替頻度が下がるので酸化が進行して黄色くなってくるようだ
いまいちハッキリしない。ジョロウグモの糸はある条件によって黄色くなる。と覚えておこう。
ちなみに、ジョロウグモの英名は「Golden Silk Spider」とか「Golden Orb-Web Spider」とか言うらしい。
ちなみに、ジョロウグモの英名は「Golden Silk Spider」とか「Golden Orb-Web Spider」とか言うらしい。
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《金色つながりでオマケ》
同日の城山公園でコバギボウシの果実の様子を見ていたら、花茎にイトトンボの仲間がとまった。こちらも光があたっているせいか、目や背中が金色に見えた。
同日の城山公園でコバギボウシの果実の様子を見ていたら、花茎にイトトンボの仲間がとまった。こちらも光があたっているせいか、目や背中が金色に見えた。