先週1月29日、仕事の関係で急きょ講演会に出席することになった。
会場は「憲政記念館」のホール。名前は聞いたことがあるのだが・・・調べてみると国会の近く。こんな所普段用もないし、あえて足をむけることも無かった。
地図で確認すると「オッ!」国会の前に道路を隔てて大きな公園があるようだ。国会議事堂前の駅で降りて、公園を通っていけばちょうどイイ!(何が!)
なので、少し早めに出かけることにした。
まずは南側の公園に入る。広めの歩道、小川~池・・・和風の庭園だ。
よく管理されているようだが、何でしょうな~自然ポサは少ないな~と。
ンッ!一つの株から6本の幹!珍しいコナラ。
そして国会前から縦に伸びる道路を渡る。
北側の公園。いきなり大きなネズミモチがあった。
右側に階段があり、上ると・・・何やら小さい建物と碑がある。
案内板によると、日本の統一された標高決定のための基準として明治24年(1981)5月に水準原点が創設された。この建物はその水準原点を保護するために建築されたものだという。
建物は石造りで軒高3.75m、総高4.3m、建築面積は14.93平方mというから約4畳半はある。(目的のためには広すぎるような・・・)
ローマ風神殿建築にならった明治期の数少ない近代洋風建築で、東京都指定有形文化財(建造物)に指定されている。(建物の目的の割には装飾が凝りすぎのような・・・)
こんな所にこういうものがあったんだな~と思いながら先に行くと、広い空間が拡がり高い塔が立っていた。
これは「時計塔」と呼ばれ、尾崎記念館(現 憲政記念館)建設時に、その施設の一環として塔前面の噴水池・花壇とともに設計され、昭和35年に建てられたようだ。フ~ン。
他にももっとじっくり見たいものだが時間の関係でこれまで。
後で施設の案内板で知ったのだが、2つの国会前庭(ぜんてい)と憲政記念館は衆議院が管理しているモノだという。そうなんだ!
そんな平日のプチ散歩だった。