シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

「花と緑の振興センター」

2010-01-17 | お出かけ

埼玉県の川口市は、荒川を渡れば東京という位置にある。映画「キューポラのある街」にも取り上げられたように、鋳物の街で有名だった(?)、しかし、それよりも前、江戸時代から有名な産業がある。

それは、川口市の東部(草加市に接する側)の「安行(あんぎょう)の植木」。江戸時代初期に安行村赤山(現在の川口市)で始まった伝統のある植木生産だ。

外環道の下の道路を車で走っていると、植木の看板や道の駅には「川口緑化センター」、「植物振興センター」などの看板。「安行の山」に入れば、道路沿いには植木屋さんが連なる。

今日、草加の義母宅にちょっとした用事があったので、その前に道の駅に寄ろうと思った。周辺情報を仕入れるために、Webで地図を眺めていると、他にも「安行植物取引造園センター」「安行植物取引所」がある。「埼玉県植物振興センター」はけっこう大きそうだ。隣には「ふるさとの森」もある。

結局、道の駅ではなく、この振興センターに向かった。
交差点名や地図名では「埼玉県植物振興センター」だったが、行ってみると「埼玉県花と緑の振興センター」になっている。名前を変更したのだろうか。

ここは、昭和28年に「植物見本園」として開園。以来、植木・果樹などの生産出荷の指導、盆栽等の輸出振興、また緑化講座、電話相談などを通じ、県民の方の緑化に対する知識の向上等に努めている。植物の樹種保存も。

この時期、ほとんど花は無い、落葉樹には当然葉が無い。梅にも早い。にもかかわらず、数組の見学者がいた。
見て歩いた感想としては・・・イイ所だった!面白い!もっとゆっくり見たかった!

東側には、コニファー類(↓)、花木類、カラーリーフ類、地被植物類、ツバキなど。

西側に行ったら、アジサイ、カエデ・サツキ(↓)、

・・・一つの種類について沢山の品種が植えられている。
梅などは138品種(↓)。幹は直径が15㎝前後あり歴史を感じる。

ケヤキやアメリカの杉など高い樹木や幹の直径が50~60㎝の樹木もある。鉢植えの桜や竹も沢山あった。見たことが無い、聞いたことが無い樹木も多い。スゴイです。

庭木を植えたいと考えている方は、品種による違いを確認できますし、苗木が大きくなった時に、樹形(高さ・枝ぶり・横への広がり)がどうなるのか確認することができます。ん~イイですね~やっぱり。

↑写真は、「ソシンロウバイ“満月”」
ロウ細工のような丸く小さな黄色の花が印象的でした。

コメント
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