シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

難儀なポリタンク

2008-03-07 | 自然・環境とか

日本海沿岸、沖縄から北海道まで廃ポリタンクが漂着している問題で、先日のニュースでは約4万個になった。ニュースとしては半月で1万7千個増えている。多くは隣国から流れてきたようだ。中には危ない溶液が入ったものもある。そんなものを入れられ、捨てられ、日本海を漂い、日本人に冷たく邪魔者扱いされ、難儀なポリタンクだ。

それにしても4万個って、多い!どれぐらい多いのか?
例えば、日本の灯油用ポリタンク(18リットル)は短辺18cm、長辺約35cm(のようだ)。1個35cmのポリタンクを4万個並べると・・・14kmの長さにもなる。JR山手線だと新橋駅~東京~上野~池袋駅を超える間を延々とポリタンクが並ぶわけだ。(イマイチの例えだな。)

さて、ポリタンクのことをカチャカチャ見ていて、日本の灯油用ポリタンクの色、東日本は「赤」だけど、西日本は「青」で、中部辺りは半々だと知った。新潟と東京・埼玉にしか住んだことがないので知らなかったサ。全国一律「赤」だと思っていた。

なんでも、太陽光線・紫外線等で灯油の変質が加速される事態を避ける為遮光目的で着色されているとのこと。法令による色の指定はないけど、原則として色は赤・青の2種類と関係団体で定めているようだ。また、地域によって赤・青に偏りがあるのも特に決め事はなく、供給側の都合だともいわれているようだ。
とはいえ、関東だったら慣習で赤いポリタンクを見れば灯油用と誰もが理解できる。他の色のポリタンクに灯油が入っていたら?危ない。だから、製造元も従前と同じ色で供給するわけだな。納得。

ちなみに、3年前に悲しく去っていった、我がキャンピングカーのシンクに使われていたのは、清水・汚水用とも白いポリタンクだった。シールで区別してあったが、今考えると色が違っていたほうが間違いがないのでは?(私はほとんど使ってなかったけどね。)

コメント
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