京都議定書では、2008年から12年までの平均で二酸化炭素などの温室効果ガスを1990年比で６％削減することになっている。しかし、05年度の温室効果ガス総排出量は90年比７・８％増となっている・・・
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福田康夫首相は2日午前、首相官邸で開いた地球温暖化対策推進本部で、京都議定書で定めた温暖化ガスの排出削減目標について「現状のままでは達成は極めて厳しい」「国際的にリーダーシップを発揮する上でも、６％削減目標を確実に達成することが必要だ」と述べ、排出量が伸びている業務・家庭部門での抑制など国内対策の強化を指示した。
政府は官房長官、環境相、経済産業相、外相、農相、国土交通相、財務相の7閣僚による会合を新設。年内に追加対策をまとめ、来年3月に新・京都議定書目標達成計画を閣議決定する。
基本方針では、目標達成に向け、生命保険や外食産業、倉庫業などは新たに数値目標を設定するほか、化学や石油、住宅製造は現在の目標を引き上げること。また、現在、自主行動計画を策定していない信用金庫や証券会社、病院なども計画を策定することなどを盛り込んだ。
一度増えているので、そこから戻すのはさらに難しいことだ。
でも、一人ひとりが、一企業一団体がその気になればできることであることは間違いない。そのためには何らかの指針は必要。あったほうが行動に移しやすい。
地球温暖化対策推進本部には期待するしかないのだが、はたして…？。
