シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

言うは易く行うは…

2007-09-27 | 自然・環境とか

国連会合の議長総括で「2050年までに温室効果ガス排出量を半減する」必要性が頻繁に言及された。(3日前?のニュース)
先進国によるさらに踏み込んだ排出量削減が必要であり、さらに二酸化炭素の排出権取引を強化することで、開発途上国の積極的関与を引き出すための資金を捻出できると指摘した。・・・というのだが・・・

(手元の雑誌を参考にすると)2050年に向かって、世界の人口は現在の60億人から90億人に増加するといわれており、人口が1.5倍になるのにCO2排出量を半減するということは、一人当たりの排出量を3分の1以下にする計算となる。
しかも、人口が増え経済の発展が予想されるアフリカや一部のアジアは、今現在CO2排出量が少ないので、日本を含む先進国が排出する余地はますます少なくなる。それなのに…半減?どうやって?

化石燃料をほとんど使わない生活、経済活動をするしかないってことか。
エアコンや冷蔵庫を使わないことが果たしてできる???
まぁ、それくらいに大変な事なわけだ。
大袈裟ではなく人類の叡智を集めて解決しなければならない問題だと。

排出権取引については、後日とりあげるとして(しないかも?)
雑誌には「何もしない策」も紹介?している。それは…人類が削減を諦め、気候変動による災害が人口を減らしてくれることを待つ…という愚策。
近年の災害をベースに考えると、絶対無いとはいえないような?愚策。
そうなってはダメだ。そうならないように・・・。

コメント
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