「クマゼミ」が大阪など西日本の大都市を中心に大増殖した原因が報告された。
大阪市立大の研究によると、公園整備や気温上昇・乾燥化などで地面が固くなり、クマゼミ以外の幼虫が地下に潜りにくくなったという。クマゼミは潜り込む力が特に強く、整備された公園や運動場でもおちゃのこさいさいのようだ。
アブラゼミが、うっそうとした林や落ち葉が多い公園に多いのもそのせい。
クマゼミは本州最大のセミで、もともとは福井県以西の西日本でみられたが、気温上昇とともに生息域が拡大し、今年は東京でも抜け殻が発見されているようだ。
私が実家（新潟）にいたころは、当然クマゼミは図鑑の中だけで、見たいなぁ～、獲れたいなぁ～と思っていたものだ。ひょっとして、今は居るのだろうか？？？
いずれにしても、原因の原因は温暖化であることは間違いない。
温暖化の影響はいたるところに現れているのに・・・止まらない温暖化。
総理大臣が代わろうが、内閣が解散しようが・・・変わらない温暖化。
このままでは、都心ではニイニイゼミやチッチゼミなどの小型のセミから徐々に居なくなり、クマゼミだらけになってしまうのだろうか・・・そして、南の国からやけに大きなセミが上陸してくるのでしょう。
