シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

吉田町と拓郎さん.3(町の読み方とその後)

2006-12-15 | 音楽と…

ところで、○○郡「吉田町」をなんと読みますか?

「よしだちょう」?「よしだまち」?私は「よしだまち」です。
郡のあとにくる「町」を、東日本では「まち」、西日本では「ちょう」と読むことを以前何かで読んだことがあります。

新潟の吉田町役場の住所は「西蒲原郡吉田町日之出町」で、町の字が2つ重なります。最初は「まち」後は「ちょう」となるわけです。

ですので、「吉田町の唄」は新潟や埼玉では「よしだまちのうた」で、鹿児島や広島・愛媛では「よしだちょうのうた」と言っているハズなんですね。ン?静岡は…「ちょう」かな?違っていたらゴメンナサイ。

ところが、残念?なことに6つあった「吉田町」は今や静岡県榛原郡の吉田町1つとなりました。平成の大合併で昨年の4月…名前が無くなりました。
 新潟県の西蒲原郡吉田町は燕市に、
 埼玉の秩父郡吉田町は秩父市に、
 広島県の高田郡吉田町は安芸高田市に、
 愛媛県の北宇和郡吉田町は宇和島市に、
 鹿児島県の鹿児島郡吉田町は鹿児島市に なりました。

しかし、「町の歌」は既に「日本の歌」「故郷の歌」になっています。町民でない私にとっても、元町民の皆さんにとっても…ですよね。

それとともに「吉田町の唄」と「吉田町」の関係も伝わっていくことでしょう…。
…ということから、3回にわたって「吉田町の唄」と「吉田町」について書いた私です…。
(ちょっと慌てて書いています。誤字脱字乱文誤った記述などあったら優しくご指摘ください)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吉田町と拓郎さん.2(快諾したのは?)

2006-12-15 | 音楽と…

何故、吉田拓郎さんは吉田町の若者共和国の依頼を引き受けたのでしょうか?この辺は私も詳しく知りませんでした。

ネットでカチャカチャさがしていたら、この若者共和国に属し、拓郎さんに依頼しに行った本人のサイト(とみけい どうらく堂)がありましたので一部紹介すると、

吉田町は若者にふるさと振興・人材育成につながるイベントを委託した。
その一環に地元の歌を作ろうというのがあった。
拓郎ファンだった本人が、「吉田」つながり(町名と名字)もあることから、
是非拓郎さんに歌を作って欲しかった。

受けてくれ易くするために全国に6つあった吉田町共通の願いということにした。
吉田拓郎さんは、「吉田町」のある鹿児島県で生まれ、「吉田町」のある広島県で育ったということもあり、快く引き受けてくださったようだ。
(ちなみに、経費の出所は新潟の吉田町から。)

若者共和国も拓郎さんも気持ちがいいではありませんか。
そのお陰で良い唄ができたわけです。ありがとう!

※当時、全国で○○郡吉田町があったのは、前述の新潟県、鹿児島県、広島県の他、埼玉県、静岡県、愛媛県で、姉妹都市(町)の縁組を結んでいたようですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吉田町と拓郎さん.1(良い歌だ…)

2006-12-15 | 音楽と…

吉田拓郎さんの「吉田町の唄」。
ちょっと前に知り合いのNさんがカラオケで歌ってから、
思い出したように好きな歌になった。
下に載せた歌詞でもわかるように、ふるさとをイメージした歌で、家族の歌でもある。

吉田拓郎ファンでない方にも是非知っておいてほしい事が…。
「吉田町の唄」は、新潟県吉田町の若者共和国(青年部)が町民の皆さんにとって心の糧になるような唄がほしいということで、 同姓である吉田拓郎さんに依頼し、平成3年に誕生しました。
ずいぶん思い切ったことをしたものですよね。
私も同県人ですし、この話を聞いた時は嬉しかったですね~。


吉田町の唄
  作詞・作曲 吉田拓郎

♪昔 その人は 赤児を抱いて
 いつか故郷を拓けと願い
 「父を超えて行け」と 名前を さずけた
 母は影のように たたずみながら
 すこやかであれと 涙を流す

 のびやかに しなやかに 育てよ 子供
 やがて 大地踏みしめ 太陽になれ

 祖母に手をひかれ 海辺を歩く
 はるか遠い国へ 胸をおどらせ
 風がほほを過ぎて 7才(ななつ)の夏の日
 姉の唄う声は 小鳥のようで 
 心ときめいて 足を はやめる

 のびやかに しなやかに 育てよ 子供
 やがて 大地 踏みしめ 太陽になれ

 兄の進む道は たくましそうで 
 あこがれのように まぶしく写る
 「強くなれたらいい」12才(じゅうに)の秋の日
 友と汗をふき 山に登れば 
 たぎる想いゆれて 命とおとし
 時は 川の流れ 19才(じゅうく)の冬の日

 あの日その人は やさしく笑い 
 母の手をにぎり 旅に出かけた

 おだやかに やすらかに 眠れと いのる
 やがて 雪を とかして せせらぎになれ

 いくどか春が来て あの日をたどる 
 この名も故郷(ふるさと)も静かに生きる
 雲が空に浮かび 人の顔になる
 昔その人が 愛した場所に
 若い緑たちが芽をふきはじめ

 のびやかに しなやかに 育てよ 子供
 やがて 大地 踏みしめ 太陽になれ

 のびやかに しなやかに 育てよ 子供
 やがて 大地 踏みしめ 太陽になれ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする