因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

劇団肋骨蜜柑同好会第12回公演『殊類と成る』

2019-12-05 | 舞台
*フジタタイセイ作・演出 公式サイトはこちら(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10)下北沢・Geki地下Liberty 10日まで 中島敦の『狐憑』などいくつかの連作短編、中島自身のエピソードに加え、今回の出演俳優の実際の体験などからも着想を得て、虚実織り交ぜた混沌から生み出した登場人物16名の群像劇。中島敦の『山月記』のようなものかと予想したが、そこから更に、「変身譚であり、破滅譚であり、そ . . . 本文を読む
コメント