草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

消費増税の強行で安倍自民党は自ら墓穴を掘ることに!

2019年06月22日 | 政局

これでは自民党を支持することはできない。さりとて取って代わる野党が見当たらない。政治が混乱することは必至である。政府は昨日の閣議で、消費税を来る10月から10パーセントにすることを明記した「骨太方針」を決定した。もはや引き返すことはできないのである▼参議院選挙で自民党が苦戦を強いられるのは確実だ。安倍首相は、自民党の公約として憲法改正をメインに掲げるとしているが、公明党や日本維新の会を加えても、3分の2を確保することは困難になった。参議院選挙は政権交代に結び付かないだけに、国民は自民党にお灸を据えるのではないだろうか。残念でならないのは、消費増税に反対する保守政党が存在しないことだ。小さな政党はあるにしても、候補者の擁立は限られており、受け皿が見当たらないのである▼自民党支持者のなかには、最後の最後に断念するのではないか、という微かな期待があった。それが裏切られたのだから、よりベターな選択をする以外にないのである。忘れてならないのは、立憲民主党や国民民主党が反対しているのは、選挙に勝ちたいがための方便であることだ▼税金を上げても、それ相応の財政出動をするから大丈夫というのは、官僚の権限を強化するだけである。デフレ下での増税によって日本経済は深刻な事態を迎えることになる。安倍自民党が自ら墓穴を掘ったことで、政治もまた漂流することになり、憲法改正などは、夢のまた夢なのである。

にほんブログ村 政治ブログへ

にほんブログ村

応援のクリックをお願いいたします


政治ランキング

 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする