草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

空母遼寧の沖縄本島と宮古島の間の通過と「憲法9条」!

2019年06月12日 | 思想家

日本人が改憲を行う勇気がないのを嘲笑うかのように昨日、中共軍の空母遼寧を含む艦艇6隻が沖縄本島と宮古島の間を通過した。交戦権なき我が国への挑戦状である。平成28年12月、平成30年4月に続いて3回目である。政権を担っている与党は、危機が迫っていることを、国民に語ることをためらっている。マスコミや野党は中共の脅威に全く触れず、安全保障問題では平和ボケに徹している▼今の憲法の制定にあたって、自前の軍隊の必要性を訴えたのは、共産党などの左翼勢力であった。いつの間にか護憲に転じたのは、9条を擁護することがソ連や中共を利するところがあったためだ。西部邁は「その憲法草案を書いたアメリカ人の軍人たちが稀代の法律的天才であったわけがなく—それどころか、彼らのうちに憲法の専門家は一人もいなかったのだ—そうである以上、改憲に取り組んでこなかった日本人のふしだらな思考のなせるわざだとみて差し支えない」(『批評する精神Ⅳ』)とまで言い切った▼アメリカの占領軍が押し付けた憲法は、いうまでもなく日本弱体化のための手段であった。我が国の国柄がまったく考慮されず、わざか6日間の付け焼刃の文章を押し戴くのは、あまりにも常軌を逸している。我が国が国家として再生するには、憲法改正は避けては取れないのである。いい加減な憲法を改正できないようでは、我が国に未来はないのである。

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コメント (1)
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