草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

NHKの汚職事件で見えてきた関連会社の金儲け!

2013年10月29日 | マスコミ評

 NHKの関連グループであるNHK研究所に警視庁が強制捜査に入った。表向きは国民のための公共放送を看板にしていながら、自分たちの既得権益を利用して金儲けをする。浜崎公男元研究員一人だけの問題なのか、それとも根深いものがあるのか、捜査当局は徹底的に調べ上げるべきだろう。仕事をしていないにもかかわらず、それをしたようにして、金を捻出していたのだから、悪質そのものである。それと同時に、NHKはなぜNHKエンタープライズという株式会社を持っているのだろう。下請けを独占しているのではないのか。年間1万本を超えるテレビやラジオの番組製作をやっているというが、そこには競争があるのだろうか。NHKの関連グループとして、甘い汁を吸っているのではないだろうか。そうした素朴な疑問が生まれてくるのは否定できない。官僚の天下りを批判しながら、自分たちも同じことをしているのではないか。社長の経歴を見てみると、NHKの元幹部である。つまり退職した後のポストとして社長の職を手に入れたのである。このほか、NHK出版も株式会社である。いずれも民間の企業として活動している。それでいて片方は制作会社としてコンテンツの権利を持ち、もう片方はNHKの出版物で商売をしているのである。黒字が出るのがあたりまえだ。それこそ競争原理を働かせて、他の制作会社や出版社と競争をさせるべきだろう。構図的にはNHKも東京電力と大差がないのである。NHKという冠が付くだけで相手を信用させ、それでいて実際は株式会社なのである。国民から受信料をとっているNHKが、そこまでしてよいのだろうか。

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魯迅が今の世にありせば中共打倒の先頭に立つだろう!

2013年10月29日 | 思想家

 天安門の毛沢東の肖像画の前で車が炎上している。昨日その様子が全世界に報じられた。中国共産党の権威を失墜する出来事であった。体制が崩壊寸前なのである。未だに膨大な数の貧しい人々がいるのに、それはまったく顧みられず、一部の共産党員が特権に胡坐をかき、金儲けに奔走し、あろうことかその金を海外に隠す。そして、自分たちの子弟だけをアメリカなどの大学で教育を受けさせる。危惧されるのは、外に目を向けさせるために日本を侵略することだが、それはかえって命取りになる。日露戦争がロシア革命をもたらしたように、国内での抑圧された民衆が、戦争自体をボイコットし、一党独裁体制打倒へと決起するはずだ。魯迅が今この世にありせば、現在の中共に反旗を翻しただろう。竹内好は『魯迅』において「他の新思想と同様、マルクス主義もやはり、解放の幻想をかれに与えなかった。暗黒との格闘において、その闘争力を強めるためには、階級闘争は役立ったが、理想社会を具体的に描くことは、かれにはできなかった。それは武器であり、手段ではあるが目的ではない。むしろ、目的としてのマルクス主義をふりかざすものとの対決を通じて、与えられるべき新しい社会秩序を、与えられるものとしてもとめることを拒否することによって、その否定を媒介して逆方向においてかれ自身を個性的にマルクス主義化したのである」と書いている。政治に過大な期待をしないことで、魯迅は虚無主義者であったといわれるが、マルクス主義国家が牢獄化することを勘付いていたからだろう。魯迅を生みし思想風土のなかで、中共が自分たちの体制を維持するのは土台無理なのである。

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