草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

自民党昔に戻る勇気なし 6句

2013年10月22日 | 川柳

自民党昔に戻る勇気なし

保守よりも自由がまさる保守政党

自民党どの顔みても安倍頼み

金もうけ恨まれてもいい利を先に

保守のくせ見栄はらんとす悪い癖

改革は国民無視のグローバル

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保田輿重郎が死守せんとした「國がら」を破壊するのが新自由主義だ!

2013年10月22日 | 思想家

 なぜ私たち日本人が日本人であり続けられたかというと、それは農業を生業(なりわい)としてきたからだ。米作りを中心とした生活があってこそ日本人なのである。新自由主義によって米作りが成立しなくなれば、それは根本から日本を否定することになるだろう。保田輿重郎は『日本の美とこころ』に収録された「皇大神宮の祭祀」のなかで、祭りの祝詞は「そのさきにことよさしがあり、それにかくの如く現物をそろへておこたえ申上げますといふ意味をもつている」ことに注目した。ただし、「ことよさしは形では托されあづかつたといふことでは」あっても、現代風の契約とは違って「成果に対する責任も今に比して大らかである」のが特徴であった。そして、保田は天皇(スメラミコト)と米作りが一体であることを強調した。「皇孫尊(スメミマノミコト)にことよさされた稲種によつて、地上に於ても、高天原でなされたまゝの生活が行はれるのである。さらにこれが天皇(スメラミコト)ら民草にことよさされて、われわれの生活が高天原の神々と同じ生活として永遠に営まれる。こゝで皇孫尊と天皇は御一體であり、いつの代の天皇も、つねに皇孫尊である。またこの天皇と人民との関係が、わが國がらの成立つてゐる原本ともいふべきである」。日本浪漫派の保田にとっては、それが「皇孫降臨の時、天上の稲種をことよさゝれたのが限りなく尊い、天照らします大神であつた」との日本民族の神話とも結び付くのである。日本を死守するとは、まさしくそれを死守することにほかならない。市場原理絶対の新自由主義が破壊しようとしているのは、保田の言葉を借りるならば、「米作りといふ生活のあからさまな外観」としての万世一系、天壤無窮の「わが國がら」なのである。

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