草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

不祥事続きのNHKは解体して出直すべきだ!

2013年10月16日 | マスコミ評

 NHKの職員がまたもや不正をやらかした。NHK放送研究所の浜崎行男研究員が、こともあろうに、架空発給で約280万円を取引先の音響会社に振り込ませていたのだ。立場を利用したわけだから、悪質そのものである。高給をもらっていながら、そこまでやるのだから、根性が腐っている。「チェックが甘かった」ですむ問題ではないだろう。高級官僚と同じで、甘い汁を吸っているのである、それで正論を吐くわけにはいかないだろう。関連の会社をつくって、そこに丸投げをしている実体は、もっと暴露されてしかるべきだろう。公共放送であれば、金儲けは慎むべきだ。国民から受信料まで集めているのである。しかしながら、NHKエンタープライズを始めとした関連会社をつくり、そこが儲かる仕組みになっている。公共放送局という中途半端なことをやめて、国営放送局にするか、さもなければ民間放送局にすべきだろう。昔のNHKはそれなりに頑張った時期もあった。サヨク全盛時代に保守派の文化人を登場させ、それなりにバランスをとっていた。また、アナウンサーも落ち着いた話し方をしていた。淡々と伝えることで、国民はある種の安心感を得ていたのである。そして、NHKのニュースはまともだと思われていた。しかし、それは過去の出来事である。エリートぶったNHKの関係者は、国民と共に歩くことを拒否した。朝日新聞などに同調し、民主党政権の誕生に手を貸した。そこから信用を失ってしまったのである。さらに追い打ちをかけたのがネット時代の到来である。テレビは動画サイトのうちの一つと変わらなくなった。NHKは解体して出直すしかないのである。

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安倍首相は新自由主義に屈服したのか!

2013年10月16日 | 政局

 安倍首相の所信表明演説が昨日行われたが、しっくりしないものがあった。新自由主義の主張がところどころに見られたからだ。騙されたというよりも、誰かの口車に乗って言わされたのではないか。とくに気になったのは「あらゆる分野においてフロンティアに企業には、新たな規制緩和により、チャンスを広げます」「世界で一番企業が活躍しやすい国を目指します」という箇所であった。それではまるっきり新自由主義ではないか。グローバリズムの新自由主義は、日本に大混乱をもたらす。それを防ぐには国家として身構えるしかないのである。しかし、安倍首相には、それに対する危機感が乏しいのではないだろうか。新たな産業を立ち上げる以前に、国土強靭化を進めるためにも、建設会社の育成が先決であり、それを怠れば、首都圏直下型の地震に襲われた場合には、日本は壊滅してしまうのである。なぜそれを問題にしないのだろう。さらに、世界最先端のビジネス特区構想は、結局はアメリカの資本の食い物なるだけだ。それで本当にいいのだろうか。日本の国柄を守るためには、外需に依存する経済から、内需型の経済にスタンスを変える必要がある。まずは日本人の暮らしを守らなければならない。金融を緩和したとしても、アメリカの金融資本にそっくり持って行かれるようでは、日本にとっての恩恵はない。安全保障に関しても、軍備を増強することはもちろんであるが、それ以上に日本人が死守すべき国柄に思いをいたすべきだろう。靖国神社への公式参拝は、その意味でも実行されなくてはならない。いかに中共や韓国から批判されようとも、国のために散華した人たちの思いを我が思いとすべきなのである。

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