草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

中国共産党の支配を揺るがす民衆の自由への欲求!

2013年10月28日 | 国際問題

 今日午後1時過ぎ、北京の天安門に車が突っ込んで炎上したという。まだ憶測の段階を出ないが、何かが起きつつあるのではないだろうか。中国共産党による一党支配はあまりにも異常である。日本のマスコミはそのことをほとんど伝えないが、民衆は暴動寸前まできているのではないだろうか。チベットやウイグルでの弾圧にとどまらずに、暴力によって体制を維持しようとする権力者は、憎しみの対象なのである。単なる交通事故であれば共同が配信したような燃え方にはならないはずだ。さらに、武装警官が警戒にあたっているのも不自然だ。表向きは中共は共産主義を掲げていても、実際は後れた資本主義のレベルを出ない。一部の特権化した共産党幹部が思いのままに国を操っている。これに反発するのはあたりまえだ。しかも、多くの若者がアメリカや日本などで学んでおり、一党独裁に対して違和感を持ち始めている。ほんのちょっとしたきっかけで体制変革の運動が広がる素地がある。自由の空気に一度でも触れた者たちは、そこから当然のごとく抜け出そうとする。中共が市場経済を選択する限り外国とも付き合うしかないのだ。ロシア共産主義のスターリズムは、秘密警察、密告制度、強制収容所、血の粛清といった暗い非人間的な体制であった。それを受け継いだ最後の国家ともいえる中共が、まさしく今断末魔を迎えようとしているのではないだろうか。自由への欲求はいかなる権力をもってしても、抑えつけることはできないのである。

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金を持っているだけの経営者を無能呼ばわりした安倍首相!

2013年10月28日 | 経済

 日本の経営者に向かって正論を述べてもどこまで通用するか疑問だが、守りばかりではいつになっても日本の景気はよくならない。去る24日の参議院予算委員会で共産党の小池 晃副委員長が企業が内部留保を取り崩すことを主張したのに対して、待ってましたとばかり、安倍首相は「私からもそれをお願いしよう」と応じた。経営者像についても「お金を持っている経営者は、むしろ能力のない経営者であって、これからどんどん 投資をしていく。設備だけではなくて、人材にも投資をしていく。正しい判断ができる、 先回りしてできる経営者こそ、優れた経営者と言われるようになる」と持論を展開した。安倍首相と共産党の意見が一致したわけだが、小池副委員長も指摘するように、内部留保を1%取り崩すだけで、8割の企業で月一万円の賃上げができれば、それこそ日本経済は上向くのである。昔から「本当の金持ちは金を使うから金持ちだ」と言われてきた。それは社会的な貢献をするという意味合いが強いが、それを使わなければ、他人から評価されないからだろう。それと同時に資本主義にあっては、経営者は攻めに徹しなければならない。シュムペーターが企業者の動機として掲げているように、「行為に対する喜び、あるいは新しい創造そのものに対する喜び」がなければならない。それは挑戦者の精神であり、そこに人も物も投入する勇気がなければ、資本主義社会のなかでは生き残れないのである。勇気に欠ける経営者ばかりでは、日本の前途は悲観的になってしまう。使わない金は金ではない。どれだけ有効に活用するかで、経営者の能力が問われるのである。

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