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まちのイベント会場で突然”ボン”と爆音にびっくりすることがあります。ポン菓子をつくる機械の音です。
50数年前、まだ小さかった頃に近所の広場に、「ポン」のおじさんが機械をもってやってきて、お米と砂糖とお金を持っていくと、”ボン”の爆音とともに金網でできた筒状の中に白いポン菓子が出てくるのですが、その光景や甘い味が懐かしさとともに思い出されます。
先日行われた加東市沢部地区のコスモスまつりでもポン菓子機が活躍していました。担当の地区の方と話しながら、あらためてポン菓子機をよく見ると、「D51」すなわちデゴイチの蒸気機関車風にデザインされていました。教えてもらわなければ気づきませんでしたが、圧力釜になっていることを考えれば、なるほどのアイデアです。そして、「ポン菓子機」という名称であることも知りました。取扱いの注意書が貼ってあり、白米、玄米の他、大豆やポップコーンなどの圧力が記されていました。
1袋もらって帰ると、嫁いだ娘が帰ってきており、喜んで持って帰ってしまいました。
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