ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

昭和時代(30年代末~40年はじめ)の運動会の思い出

2022年10月04日 04時14分08秒 | Weblog

 運動会の時期に、市内各小学校を回って演技を参観していると、自分が小学生だった昭和時代、30年後半から40年頃の運動会のことを思い出してしまいます。
 いろいろありますが、リレー種目はやはり当時も花形種目でした。各地区毎のテントが並んだ前をバトンを握って疾走する。まさに高揚感の頂点でした。少しでも早く走るためにどうしたか。靴を脱いで、裸足で走る、藁で編んだ草鞋で走る、運動会用の足袋で走る、の3つの方法がありました。要するにいかに足を軽くするか、その分、回転をよくするか、の工夫でした。今、考えると軽いことは間違いありませんが、地面を蹴るという点では効果は薄いような気がしますし、裸足で運動場を走ると、結局皮が破れて血が滲み、危険です。しかし、当時はそんなこと大したことではなかったように思います。ただ、運動会前には、運動場の小さな石は徹底的に拾って、きれいにしていたことを思い出します。
 商店街の専門店、用品店だったか、小間物屋さんだったか、はっきり覚えていませんが買いにいきました。特に草鞋はよく時代劇で見るように足首まで紐をまわしてしっかり固定します。それでも親指などは地面を蹴る時に直に地面につきますから、やはり血が滲みました。足袋は運動会で使い切りでした。
 60数年前の運動会を思い出しながら、目の前の子供達の足下に目をやると、色とりどりの鮮やかな色のシューズを履いていました。
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