ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

真夏の庭で 猛暑もなんのそのセミ天国

2024年08月03日 05時16分14秒 | Weblog
 


 猛暑が続いています。7月は記録が残るこの126年間で最も暑い月だったと気象庁が発表したぐらいです。ということは、明治31年以来、少なくとも現役世代はもちろん、親の世代も、その前の世代の誰一人経験したことのない、暑い7月だったということですから、驚きですね。まさに「危険な暑さ」「災害級の暑さ」という言葉に実感と根拠が加わります。熱中症で救急搬送されたり、中には亡くなる方もあり、まさに「暑さ」は「災害」となっています。
 さて、そんな猛暑にめげず、今年も真夏の主役、セミたちは元気で鳴いています。何の遠慮もありません。窓を開けると、その鳴き声が一気に耳から脳内に響いてきます。
 まずは、最近見かけなくなったチーチーゼミ。ナンキンハゼの幹に止まっていました。この木を自分の木のように独占しているのがアブラゼミです。茶色が油紙に似ているからでしょうか。通称ガラです。そして、黒いクマゼミはまるで小さな鳥のように木々を飛び回り、激しく鳴き続けています。表の庭のクルミの木が好みなのか、いっぱい止まって鳴いています。通称は「シャブ」。鳴き声がシャブシャブシャブ、と聞こえるからでしょうか。小学生の頃は、このシャブを捕まえると鼻高々でした。その希少価値は今はもうなくなったとも言えますが、こども園に通う孫に素手で捕まえる方法、網で捕まえたセミを3本の指(親指、人差し指、中指)でつかむ方法を教えたところ、一度成功すると、あとは自慢げに抵抗なくやって見せてくれるようになりました。
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