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▲観正寺庭園正面より
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24日(金)、豊岡市気比の観正寺庭園を見学しました。
県議会の文教常任委員会の調査で訪れたものですが、県指定名勝に登録されています。庭園として作庭者、年代がはっきりしている例は全国的にも珍しいということで、観正寺役員の田中さんから過去帳も見せてもらいました。近江国の人で岩崎清光という庭師がこの地にやってきて作ったとされています。伝承では、近くにある気比神社に近江八景の庭を作ったらしく、そのついでに観正寺で枯山水の庭を作ったと伝えられているようです。
県教委の山下文化財課副課長、豊岡市教委の松井文化財室主管のお2人から詳しい説明をしていただきました。石は三角、四角、柱状節理などさまざまな形、大きさの石が築山に配置されており、礼拝石と呼ばれている築山の正面に置かれた石の上に立って眺めるのが一番良いと教えていただきました。寺の縁から眺めるよりも石が迫り迫力を感じました。石の間に低木や大木などが生えていますが、これらを無視して石のみを見ながら流れ落ちる滝を観じるのだそうです。
この日、豊岡市はおそらく摂氏33、4度ぐらいまで気温が上がったのではないかと思いますが、奧の山から吹き下ろしてくる涼風を全身に受けながら心静かに枯山水を鑑賞できました。
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24日(金)、豊岡市気比の観正寺庭園を見学しました。
県議会の文教常任委員会の調査で訪れたものですが、県指定名勝に登録されています。庭園として作庭者、年代がはっきりしている例は全国的にも珍しいということで、観正寺役員の田中さんから過去帳も見せてもらいました。近江国の人で岩崎清光という庭師がこの地にやってきて作ったとされています。伝承では、近くにある気比神社に近江八景の庭を作ったらしく、そのついでに観正寺で枯山水の庭を作ったと伝えられているようです。
県教委の山下文化財課副課長、豊岡市教委の松井文化財室主管のお2人から詳しい説明をしていただきました。石は三角、四角、柱状節理などさまざまな形、大きさの石が築山に配置されており、礼拝石と呼ばれている築山の正面に置かれた石の上に立って眺めるのが一番良いと教えていただきました。寺の縁から眺めるよりも石が迫り迫力を感じました。石の間に低木や大木などが生えていますが、これらを無視して石のみを見ながら流れ落ちる滝を観じるのだそうです。
この日、豊岡市はおそらく摂氏33、4度ぐらいまで気温が上がったのではないかと思いますが、奧の山から吹き下ろしてくる涼風を全身に受けながら心静かに枯山水を鑑賞できました。
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