ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

貞守の石灯籠

2007年03月08日 06時12分52秒 | Weblog
加東市長貞の貞守地区に石灯籠が高くそびえています。
日も沈み、薄暗くなってきた頃だったので、昔はここに灯が入れられ、道行く人の目印になっただろうか、などと思ってしまいました。
しかし、なぜ、このようなところに石灯籠があるのかと思い、近くにお住まいのご老人にたずねてみました。
曰く、圃場整備で道路が変わってしまったが、かつては灯籠の立っている脇の道が県道であり、住吉神社への参道でもあった。だから灯籠があるんだ、と。
なるほど納得しました。民家の横を抜けている狭い道がかつての主要道であり、その先には橋も架かっていたそうです。
そのご老人は小さい頃、この石灯籠に登って遊んだことも懐かしそうに話して下さいました。建立年は分かりませんが、「御領主様武運長久」と刻んであるように読めました。
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