ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

社・大塚遺跡ー加東市収蔵品展より

2022年07月07日 05時43分42秒 | Weblog
 


 やしろショッピングパークBioの南側駐車場に建設中のバスターミナルは、社・大塚遺跡の一部にあたり、建設に伴い発掘調査が行われ、その成果や発掘された遺物などが、加東市収蔵品展に展示されています。
 このブログで、石包丁などについて紹介したとおり、この社・大塚遺跡は、市内を代表する弥生時代の遺跡です。弥生時代から室町時代まで人々が暮らしていたと考えられています。土器や住居跡、墓などが発掘されています。
 展示場には、その調査のようすの写真、地図が展示されています。まず、空中写真では、Bioや県社総合庁舎、加東警察署などの建物が写っており、だいたいの位置がわかります。地図でみると、遺跡の範囲は結構広く、下川から南の八郎町池までの田圃がすっぽり入っています。すでに圃場整備時に調査が行われていますが、今回は残りの一部の調査が行われました。調査の様子を示す写真には、遺跡から東の方に見える明治館(元加東郡公会堂)の建物の屋根が見えます。2000年以上前からこの地に人々が生活し、稲作をしていいたと思うと、この景色も変わって見えるものです。
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