ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

昭和13年-凱旋兵の歓迎

2012年11月10日 12時04分47秒 | Weblog
 この歴史ブログの10月29日投稿で紹介した、昭和12年秋に応召、佐保神社で奉告祭、社駅から出発して行かれた兵士の一人、田中勲さんのお名前を翌日、沖縄県糸満市にある国立墓苑の兵庫県出身者慰霊塔「のじぎくの塔」の戦没者墓碑に刻まれた郷土出身兵の中に見つけたことはのちにこのブログで報告しました。
 その田中勲さんの名前を「社区事務所の軍事関係往復文書」の中に再び見ることができました。今度は昭和13年春、凱旋兵の歓迎に関する通知です。出兵されてから約半年ぶりの凱旋です。



昭和十三年三月二十一日
             社 町 長   大 橋 實 次

区  長
町会議員
各学校長  殿
各団体長

 凱旋兵歓迎並奉告祭挙行ノ件

明三月十二日午後四時三十分ヨリ佐保神社前ニ於テ左記凱旋兵諸君ノ凱旋歓迎並ニ奉告祭挙行可仕候条御参列相成度此段及御案内申上候
 尚御部内一般ヘモ御伝ヘノ上多数御参列相成様御配慮相煩度 社駅到着時刻ハ十二日午後三時五十四分

       記

中西儀一(貝原)  田中勲(山国)  大橋精一(出水)

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