ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

加古川の渡し場今昔-滝見橋の工事

2018年05月21日 05時24分17秒 | Weblog
 『滝野つたえぐさ』(滝野老連編、平成5年刊)の348頁に「渡し舟」の題で、加古川沿いの新町の方が思い出を寄せています。
 滝見橋ができる前は、新町と対岸の上滝野を結ぶ渡し舟があり、その操船の仕方や運賃、舟守の呼び方などがいきいきと書かれています。「おーい」「待っとれよ」の声が聞こえてきそうです。
 現在、市道建設のために新しい滝見橋の架橋工事が行われています。滝見橋の下流側に橋脚が建てられており、新橋の上部はまだの段階です。
 かつて、加古川を上り下りする高瀬舟の舟運で栄えた上滝野や新町。その新町の川港の岩場には、釣り人の姿がありました。写真は上滝野側から新町側を見たものです。
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