26日(火)の早朝、ちょうど朝日が昇る前の午前7時前、社の市街の北辺にある社小学校から東の木梨へと向かって歩きました。空気は冷たく頬を刺すようでした。
小学校と幼稚園の角を曲がると、北西の方角に播磨高野と呼ばれる光明寺のある五峰山の大きな山塊が望めました。家が途切れ、田圃と竹藪の向こうに五峰山が浮かび上がって見えました。
さらに東へ歩くと、ぐっと東の方角に視界が広がりました。その先には、源平の古戦場で知られる三草山の山塊がどっしりと座っていました。ずうっと向こうには遠く丹波への道筋が谷となって続いています。その中にお椀を伏せたような山が見えます。この山が西国三十三番霊場の第二十五番、播州清水寺のある御嶽山です。そこは丹波と播磨の境となっています。古来、巡礼者が、兵が、そして旅人がこの道を歩いてきたのです。
加東市を代表する3つの山、それが五峰山、三草山、御嶽山です。同時に三山を望むことができるのが嬉野台地です。市役所やJAみのりからの展望はさらに素晴らしいものです。
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