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加東市社の街の中心に佐保神社があります。この歴史ブログでは一番多く紹介してきたのではないでしょうか。境内の建造物、石造物、秋祭りに加えて、戦前の郷土からの入営退営奉告祭の挙行など数えきれないほど取りあげてきました。
その佐保神社ですが、上の写真は昭和10年代のもので、瑞神門と大石灯籠の間から舞殿や拝殿、本殿が見えます。これとほぼ同じ位置から撮影した現在の景色が下の写真です。70数年の歳月が2枚の写真には流れています。
その景色は殆ど変わりがありません。境内へ入る通路の玉垣が取り払われ、拝殿の奧に民家が見えるようになった、瑞神門に鳥除けの金網が張られているぐらいでしょうか。地域の人々の信仰の中心として祈りと感謝の場であり続けているお宮さん。時代によって祈りはさまざまであったしょう。