父の日記から、昭和8年(1933)の9月、青年団の運動会、そして盆踊りについて記されている部分を紹介します。
当時、市場で働きながら青年団活動に勤しんでいた父の生活や社の様子をうかがうことができます。
9月3日(日)
盆踊りだ。音頭もとって見た。
9月4日(月)
第十三回の運動会だ。
社支部は全然宛ててゐないのに意外の成績をあげた。そして第二位だった。小寺弘君の意外な成績と手腕を心強く感じる事が出来た。将来未込みをつけるべしだ。風の強い日。黄色の土煙が一分の余裕もおかずに吹きまくって著しい苦痛の中に大会を終わった。
午后五時過ぎ。ボツボツと雨が降って来た。倶楽部に集合。うどんとせんべいで余談。そしてもう一息に元気をつけて来年の春季には一生懸命優勝をめざして練習する事に一決した。
踊りは雨の為中絶の形だったがやがて月が出て冷気を帯びた風が吹いて八時過ぎから始める。先ず盛大位の程度で十時頃に終った。平凡な盆踊りだ。
9月5日(火)
今晩の盆踊りは極盛大に終った。昨夜の不振に入れ足しの出来た事が何より嬉しい。そしてよくはずんだ事が此の上もない痛快さだ。終ってから銀波に行った。小枝と末永、伊藤と共に行った。
当時、市場で働きながら青年団活動に勤しんでいた父の生活や社の様子をうかがうことができます。
9月3日(日)
盆踊りだ。音頭もとって見た。
9月4日(月)
第十三回の運動会だ。
社支部は全然宛ててゐないのに意外の成績をあげた。そして第二位だった。小寺弘君の意外な成績と手腕を心強く感じる事が出来た。将来未込みをつけるべしだ。風の強い日。黄色の土煙が一分の余裕もおかずに吹きまくって著しい苦痛の中に大会を終わった。
午后五時過ぎ。ボツボツと雨が降って来た。倶楽部に集合。うどんとせんべいで余談。そしてもう一息に元気をつけて来年の春季には一生懸命優勝をめざして練習する事に一決した。
踊りは雨の為中絶の形だったがやがて月が出て冷気を帯びた風が吹いて八時過ぎから始める。先ず盛大位の程度で十時頃に終った。平凡な盆踊りだ。
9月5日(火)
今晩の盆踊りは極盛大に終った。昨夜の不振に入れ足しの出来た事が何より嬉しい。そしてよくはずんだ事が此の上もない痛快さだ。終ってから銀波に行った。小枝と末永、伊藤と共に行った。
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